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2016年2月5日金曜日

さあ2月!県南でえんぶりの練習が始まる。剣吉えんぶり組

剣吉えんぶり組の練習を見学しました。
青森県南や岩手県北に伝わる郷土芸能「えんぶり」。
当ブログでもこれまでなんども取り上げてきました。
さあ2月!今年第一弾の記事です。

お邪魔したのは、青森県南部町(なんぶちょう)の剣吉(けんよし)地区。
ここは「南部地方えんぶり」の剣吉諏訪神社のお膝元です。
毎年2月第1週の土曜日朝8時半に奉納を行う「剣吉えんぶり組」の練習を見学してきました。


地域の誇り、和気あいあいと育む。
剣吉えんぶり組のメンバーはおよそ20人ほど。
昨年(だったっけ?)に、烏帽子を新調したそうで、とってもピカピカ!
「烏帽子には神様がいる」のだそうで、大切に並べられていました。

よーく見てみると、なんと烏帽子には「剣吉」の文字が!
えんぶりの烏帽子は、ぱっと見た感じではどれも同じように見えますが、組によって異なり、さらに作られた年代や作者によっても微妙に違ってくるのだとか。


練習の始めと終わりには、烏帽子に向かって深々と頭を下げます。


始めは子供達の練習。
えんぶりといえば、可愛らしくおめでたい舞いを披露する子どもたち!
真剣に練習していましたよ〜!


太鼓のお兄ちゃんも真剣です。
このお兄ちゃん、とても上手だったなぁ。


笛の音色も欠かせません。


太夫の練習が始まった〜!
えんぶりの主役といえば、やっぱり烏帽子をかぶって激しく舞う「太夫(太夫)」ですよね!
おっ!太鼓のお兄ちゃんが烏帽子をかぶり始めました〜!


先輩たちも烏帽子をかぶって・・・


剣吉の太夫はとても若々しいえんぶり組。
太夫は、えんぶり歴20年の30歳のお兄さんたちを中心に、若々しく、激しく舞います。
お囃子も威勢が良く、見ている方も自然と体が動き始めます!!


「田植え」という演目の練習。
えんぶりは田植えの所作を模した郷土芸能。
低い姿勢で腰が痛くなりそう・・・昔の田植えってこんな感じだったんでしょうねぇ。


今回は摺っている様子はカメラの設定に手こずり・・・うまく撮れませんでした。
ってことで最後にお辞儀をしている場面の写真です。
いやぁ、お兄ちゃん、ほんと上手だった。


休憩時間に・・・。
こどもたちが太鼓で遊び始めました。
なにやら車の運転手さんの真似っこのようですよ〜!

ぶ〜ん♪


キキーッ!!
おっと!急ブレーキ??!!


だ・・・大丈夫かい???


この太鼓、重そうですよね。
この太鼓を一日中背負うんですから、えんぶり組の人たちって本当にすごいと思います。
いやぁ、重い重い!こりゃ、大変だ。重くてひっくり返っちゃいそう。


歩くのも大変!
この子たちもいつかは、平気な顔をして背負うことができる日が来るんでしょうね~♪
(扇子をバチの代わりにしちゃって、、、壊すなよ・・・。)
そしてこうやって遊びながら、「えんぶり」と一緒に成長していくんですねぇ。
いやぁ、おじさん感動しちゃったよ。


今年の剣吉えんぶり組の練習は、終始和気あいあいとしていて、まるで兄弟のような雰囲気でした。
毎年2月の第一土曜日/第一日曜日は「南部地方えんぶり」で、
そして毎年2月17日の「八戸えんぶり」では早朝の一斉摺りでその姿を見られます。


楽しくノリの良いお囃子、若々しく活発な摺り、そしてえんぶりが大好きな子供達の祝福芸。
剣吉の地でずーっと続いてきた伝統の舞を、皆さんもぜひご覧くださいね〜♪



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