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2011年4月2日土曜日

尊い





日本は、大切な人を失いました。
沢山の大切な場所を失いました。

普通の事が、普通ではなくなりました。

私の身のまわりのすべてが、尊いものなのだと知りました。

帰る家があり、安心して眠りにつける事。
どこに居ても、家族に電話ができる事。
暗い時に、照らしてくれる電気がある事。

心を照らす存在が、いつもそばに在るのだと知りました。

喉が渇いたら、いつでも水を飲める事。
スーパーには、いつでも欲しいものが並んでいる事。
カフェのマスターに話しかける事。

沢山の存在に、生活を潤していただいていたのだと知りました。

きれいな服に着替える事。
ディズニーランドに行く事。
音楽を聴く事。

わがままに生きる事を、許されているのだと知りました。
日々営む事こそ、尊いものなのだと知りました。

そして、共感する事の大切さを知りました。
私たちは一つではないけれど、様々な価値観が渦巻くこの世界で、一つの事に共感出来るのだと知りました。

車を走らせる事。
好きな人に会いに行く事。
携帯電話を充電する事。

日々人は、前に進んでいるのだと知りました。

日記を書く事。
先生にげんこつされる事。
汚れたユニホームを洗う事。

振り返り、改める事が出来るのだと、知りました。

全ての出来事は、尊く、深い感謝に値するものだと知り、日々生かしていただいているのだと、学びました。


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最後までお読みいただきありがとうございました♪
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3 件のコメント :

  1. 素敵な写真です。
    そして、記事も、素晴らしい。

    わたしたちがこうして生かされているそのこと に、感謝のまいにちです。

    がんばろう、八戸。

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  2. らび。さん

    ありがとうございます。
    久々のブログ更新だったのでネタに困ったのですが、何にも考えないで書いたらこうなりました。

    八戸の沿岸部の復興には時間がかかるでしょう。
    でも、そこに“ひと”が居る限り、灯火が消えることは無いでしょう。

    八戸の何百倍も大変な状況にある地域の人たちに何かしたい・・・
    とは思っても、僕には何もできない・・・・。

    八戸に生きる者として、まずは八戸に元気を取り戻す。
    そしてその元気で他の地域の人たちも元気にして行けたら良いですね。

    沿岸部を見てきた時に感じました。
    状況は本当に大変だけど、必ず復興出来ると。
    辛い状況の中に、ネガティブなエネルギーは感じませんでした。

    自分にできる事から始めようと思います。

    あたたかいコメント、ありがとうございました!

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  3. 八戸は、ハマは、強いのです。
    ひとが、とても力強い。
    因みにわたしはその血を継いでいます。
    (祖父が漁師でしたので)

    常に前を向くことを知っています。
    絶望の中に、光を見つけることを知っています。
    なにより、諦めない ことを、知っています。

    わたしたちができること。
    わたしたちにしかできないこと。
    考えましょう。そして、実行しましょう。

    小さなちからも、集まればおおきくなるよ。

    わたしも頑張ります。

    返信削除

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