管理人からのお知らせ

当ブログに掲載している写真の無断使用・無断保存はご遠慮ください。ご使用になる前に、必ずご一報ください。

■各種ご連絡やご依頼、ご感想などは、メールフォームから

2020年3月1日日曜日

八戸の町に、元気いっぱい春を呼び込む!内丸えんぶり組2020

大人も子供も元気いっぱい!
内丸えんぶり組の表情をお届けします。
八戸市の中心部、内丸地区で活動する内丸えんぶり組。八戸圏域で活動するえんぶり組の中でも都会っ子ばかりが集まる活きの良いえんぶり組です。
賑やかで激しく、そして表情豊か。今回はこのパワーに満ちた内丸えんぶり組の表情をお届けしていきます。

来年90周年!メンバー70名?取締組!
内丸えんぶり組は、来年組の結成から90周年を迎える。比較的若いえんぶり組。元気な子供たち、激しい摺り、ノリのいいお囃子!どこをとっても楽しいえんぶり組です。
メンバーは子供を含めてなんと70名!中心となって活動しているメンバーは30名前後だそうです。人数の多さに、目ん玉飛び出そうです。
明治時代にえんぶりが再興した際に、えんぶり組の間で揉め事が絶えなかったと言います。これを取締るために設けられたのが「取締」の組。取締の組の太夫は刀を身につけています。現在は、売市、糠塚、十一日町、中居林、横町、そして内丸のえんぶり組が取締えんぶり組として八戸えんぶりの運営に参加しています。
新しいえんぶり組なのに、なぜ取締を担っているのかと言うと・・・活動に幕を閉じることになった取締組から取締の役割を受け継いだのだそうです。
来年は組の結成から90周年の大きな節目の年!来年はえんぶりの再興に尽力した侍「大澤田門」の墓参りをするなど、特別なことを考えているそうです。

とにかく激しい摺り!
内丸えんぶり組は、動きの激しい「どうさいえんぶり」。烏帽子を被った太夫の摺り(=舞い)は、とても激しく見栄えが良いのが特徴。
太夫はジャンギと呼ばれる道具持って、それはそれは激しく体を左右に振ります。

太夫の登場シーンは、まさにの訪れです。この摺りが八戸の大地にを呼びます。を信じる心が、えんぶりを生み出したのだと思います。


そしてもちろん、親方衆も元気!こちらの組の親方の皆様はとっても陽気でファンキーな方ばかり!さすが都会っ子!

でた!子供20人!
内丸えんぶり組は子供の数が半端ない!「松の舞」と「よろこび舞」では、未就学の子から小学校高学年まで、大勢の子たちが登場し、元気に舞います。
こちらの男の子は今年のお庭えんぶりで、一瞬とっても良い笑顔を見せてくれました!小さな体で楽しそうに舞う姿に、とっても心が温まりました♪
えんぶりでは、玉すだれを「豊年すだれ」と呼びます。商売繁盛と悪魔払いのための演目なのだとか。春から社会人のお姉ちゃんも、慣れた手つきで次々と色々な形を見せてくれました。社会人になってもその姿を見せてくださいね!
こちらのお姉さんは満月に合わせて満点の笑顔!

大黒舞のお姉さんたちも、しっかり息を揃えて舞います!

松の舞のこの男の子は、お目目をでっかくしてこっちをみてきます。とっても可愛いので、ベストショットを全て大公開!













小さい体で大きく舞う!
子供にしかできない可愛さが漂う恵比寿様!
めでたい鯛を釣り上げる祝福芸の花形「恵比寿舞」。恵比寿舞といえば、名人のいる東十日市や八太郎、表情豊かな上組町、恵比寿様が途中で眠ってしまう福田上!などなど、個性も様々。内丸は小さな子供たちが手足を大きく動かして元気に舞うのが特徴。僕は、内丸の恵比寿舞が大好きです。
まずは登場シーン。3人とも笑顔です!こちらの男の子は今年恵比寿舞デビュー!
中学生の先輩たちが引退して、この子が一番の最年長。この子はとってもオーラがあると思います。引退した先輩たちが残した、「内丸の恵比寿様」をしっかり受け継いでくれました。太夫になって欲しいなー!
こちらの恵比寿様は、別名「社長」。安定感のある笑顔に、管理職の風格が漂います。

小さな体で懸命に竿を引っ張ります。
一度、餌を取られて失敗してしまいます。
「アンコのやろか、カジカのやろか、エサこば取られだー!(アンコウかカジカに餌を取られた!)」といって、え〜んえ〜んと泣く仕草も、子供ならでは。
そして餌を撒いて、鯛をおびき寄せます。餌に見立てたお菓子を客席に撒いて、客席が湧きます。

さあ!今度は見事鯛が釣れるでしょうか?
やっぱりこの子は、オーラがありますねぇ〜!
お、この子は余裕の表情!これは期待できそうです。
頑張ってひっぱれー!
竿を引っ張る姿がとっても楽しそう。自然と笑顔になって、細かく体を動かして引っ張ります。

見事体を釣りました!プラスチックでできた、永遠に新鮮な、絶対に腐らない鯛です!こりゃめでたい!ってことで、さらに笑顔が嬉しそうに!

内丸の恵比寿様は、どの瞬間をとっても本当に表情豊か!子供にしかできない可愛らしい舞は内丸ならではです。
最後に恵比寿様は、この大きな鯛をどこかの港に付けようとします。内丸では「あっちの港につけましょか。こっちの港につけましょか。いやいやもとの八戸の港につけまして!」と言いますが、会場によって「八戸」を「更上閣」「マチニワ」「南部会館」「カネイリ」など、その場の名前に変えることもあり、それに気づいた観客からは拍手が起こります。が、ほとんどの観客が気付いていない模様・・・内丸えんぶり組を見る時は、ぜひここにもご注目いただきたい!!!
この子はやっぱりオーラがある。

どの瞬間もパワフル!
内丸えんぶり組が春を呼ぶ!
内丸えんぶり組に通わせていただいて、かれこれ7年ほどが経ちました。本当に元気な空気の漂う、良いえんぶり組です。
内丸えんぶり組は「来るもの拒まず」の姿勢で、本当に誰でも快く受け入れてくれるえんぶり組です。内丸には八戸三社大祭の山車組「内丸親睦会」がありますし、「城下附祭」の山車小屋もすぐ近く。祭りっ子が多く参加するえんぶり組でもあります。

内丸の子供達には、次は三社大祭出会えるかも!
そして内丸えんぶり組は、来年90周年!来年も子供達の姿を追いかけにいきますよー!




スポンサーリンク


最後までお読みいただきありがとうございました♪
にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 八戸情報へ

0 件のコメント :

コメントを投稿

コメントしてってね♪