写真展「えんぶりといきる」が無事終了。
ご来場ありがとうございました!
東京東池袋の「カクルル」で開催しました個展「えんぶりといきる」が無事終了しました。
僕にとって初めての個展となった本展には、期間中本当に多くの皆さんがお越し下さり、大変実りの多い時間となりました。
そして、この写真展をきっかけに早くも来年1月から東京での新展開が!
今回は個展「えんぶりといきる」を簡単に振り返り、そして次なる展開についてもちょこっとお知らせいたします。
東京で出会う八戸の人々
2018年10月5日から27日まで開催したこの個展は、青森県八戸市や県南地方に息づく郷土芸能「えんぶり」に焦点を当てたものでした。
東京という場所にも関わらず、会期中は八戸にご縁のある方々が多数ご来場くださいました。
10月5日、10月19日、20日、10月27日は僕も会場に滞在。在廊日には特に多くの皆さんが来場。
仕事を通じて出会った皆さん、八戸で一緒にグループ展を開催したことのあるプロの写真家さん、中学校の頃の先生、写真の被写体となってくださったご家族などなど、次々にお越し下さり、僕一人の小さな行動に対して本当に多くの皆さんが反応してくださったことが本当に嬉しかったです。
一度しかお会いしたことのなかった方や、もう一つの趣味である東京ディズニーリゾートのファン仲間、そして一度もお会いしたことのなかったツイッターのフォロワーさんも来てくださいました。
あまり積極的な声がけはしませんでしたが、これだけ多くの皆さんが来てくださったことは本当に嬉しかったというか・・・自分の人生も捨てたもんじゃないな、と思えました。
音楽家の面々も来場
期間中は大好きな音楽家の皆さんも来場してくださいました。「けもの」の青羊さんや、サックス奏者の門田JAW晃介さん(元PE'Z)、ドラム奏者の石若俊さんなど、ジャズ界では超超超超超超超超超超有名なものすっっごい人たちも来てくださいました。もうJAWさんが来てくれた時は息が止まりそうになりました。青羊さんにはお会いできませんでしたが、メッセージを残してくださいまして・・・ほんと、ありがとうございます。
門田JAW晃介さん |
僕はなぜかジャズミュージシャンの皆さんと知り合える事が多いのですが、今までステージに見に行っていた人たちが僕の写真展を見に来てくださったのは、本当に感激です。
石若俊さん |
一流の音楽家によるジャズライブも開催
さらに、会期中は2回ジャズライブを開催。初日の10月5日は、マンハッタンジャズクインテットのリーダーとしてとても有名なデビッドマシューズさんを中心としたグループ。
10月19日は八戸市出身の類家心平さん(トランペット)と、中嶋錠二さん(ピアノ)のDUOライブでした。
マシューズさんのグループのメンバーは、十和田市と縁の深いフルート奏者の佐々木優花さん、そして初めてお会いしたベーシストの増原巖さんというメンバー。
マシューズさんとは10年ほど前にお会いし、それ以来本当に親戚のように深いお付き合いをさせていただいているのですが、今回僕が写真展を開くことを知らせると「ぜひライブをやりたい」とツアー中の過密なスケジュールの合間を縫ってカクルルでライブを開催してくださいました。
しかも、僕がリクエストした曲もたくさん演奏。
類家さんと中嶋さんのお二人のライブも、本当に特別なものでした。類家さんのお父様、類家けんじろうさんは生前八戸市で様々な芸術作品を発表された八戸を代表する芸術家でした。中でも、八戸えんぶりを題材とした型絵染作品の数々は本当に素晴らしく、けんじろうさんがおなくなりになった後にカクルルでも回顧展が開かれた事がありました。
ライブ中は類家さんがえんぶりについて長く語る場面もありました。やはり、お父様の影響を受けているのですね。
そいてメンバー紹介では僕の名前も読んでくださり、ちょっとゴッツリしました。
僕は写真を展示しただけでしたが、なんか、演奏者の一人になれたような、類家さんや中嶋さんとセッションしているかのような気持ちになれた時間でした。
会場に置いたノートには類家さんも記帳してくれて、なんとミッキーマウスの絵が!!!心平ちゃんのそーゆーとこ、本当に好きです。
写真集の発行部数が100部を達成!
この写真展の開催に合わせて発行した写真集「えんぶりといきる」の発行部数は、当初予定していた30部を大幅に上回って100部を達成。販売部数も70近くなり、予想を上回る反響でした。
特別協賛の南部電機株式会社様や、写真集を大量に取り扱ってくださっているカネイリ様、そして写真集の発行に際して利用した八戸ブックセンター様、後援の八戸観光コンベンション協会様、「写真のまち八戸」の名称使用の許可をくださった新美術館建設推進室様・・・。僕個人の活動を地域社会の企業や施設が応援してくださいました。
本当に「やってよかった」と達成感でいっぱいになりました。
そして次は、目黒の雅叙園で!
そして、会場には「百段階段」で言わずと知れた目黒のホテル雅叙園の関係者の方も来場してくださいました。
そしてご縁が繋がり、恒例企画である「百段雛まつり」で僕の写真も少しだけ使用してくださることに!!!
2019年1月18日から3月10日まで開催されます。
僕の写真は「八戸えんぶり」の様子を伝える展示として、頂上の間というお部屋にスライドショーで展示されます。
ぜひご来場ください。
東京のど真ん中で自分の人生を振り返る
とても貴重で、未来につながる経験でした
僕はもともと自己肯定感が極めて低くて、劣等感の強い人間です。小中とクラスで仲間外れにされたこともありました。
そんな幼少期・学生時代だったこともあり、常に「自分はなぜ嫌われているのか」と考えてしまう癖があります。
そんな中でも、音楽と写真だけは長く続けてくる事ができました。
東京ディズニーランドで思い出を残すために2008年にカメラを買い、2010年にこのブログを立ち上げた事が、写真との出会いでした。
青森在住なので東京ディズニーランドには頻繁に行けず、じゃあ地元の写真を撮ろうと始めたのがこのブログの活動でした。そして八戸三社大祭や八戸えんぶりと出会い、それまで全く関心のなかった地域社会の文化に目を向けるようになりました。
そうしていく中で人々と出会い、地域のために情熱を注ぐ人々の精神に感動を覚え、その感動を表現する手段として写真を撮り続けて来ました。
正直、独学なので写真のクオリティーは大したものではありませんが、こうして写真展や写真集に多くの皆様が関心を寄せてくださり、地域の企業や公的機関が応援してくださったことに本当に感謝でいっぱいになりました。
東京という八戸から遠く離れた場所で「えんぶり」をテーマとした写真展をやっても、誰も来ないんじゃないか・・・と正直思っていましたが、蓋を開けてみれば本当に多くの皆さんが来てくださって、写真集を買ってくださる方もいて、感謝感激の連続でした。
そしてやはり、カクルルというお店で開催した事が本当に良かったと思います。八戸に対する思いのあるお店である事が、この個展を開催へと繋がり多くの方々にお越しいただけたのだと思います。
また機会があれば、同じ場所で写真展が開けたら良いな・・・と思いました。
これからも東京に行くたびに、カクルルにお邪魔したいと思います。(コーヒーが本当に美味しいんだもん!)
雅叙園での資料展示も決まり、次へとつながる写真展となりました。
支えてくださった皆様にはお手紙をお送りさせていただきましたが、ここで改めてお礼を申し上げたいと思います。
本当に、ありがとうございました。人生観が変わる経験でした。
スポンサーリンク
最後までお読みいただきありがとうございました♪
0 件のコメント :
コメントを投稿
コメントしてってね♪