内丸えんぶり組の練習を見学してきました。
2月17日の八戸えんぶり開幕を目前に控え、参加する33のえんぶり組では練習が佳境に入っています。
先日、八戸市の内丸えんぶり組の練習を見学させていただきました。僕の「本命」の組の一つでもあります。
内丸さんには毎年本当にお世話になっていて、親方から「自由に来てください」と言われているので、アポなしで行ってきました〜!いやぁ、子供達が可愛かった♪
今回は、佳境に入った練習の様子を動画を交えながらお伝えしていきます。
可愛い!ノリが良い!カッコ良い!
元気いっぱいで“スタンダード”なえんぶり組
一言で言えば、内丸えんぶり組は「元気いっぱいでスタンダードな組」と言えば良いでしょうか。大勢の子供たちによる祝福芸と、激しくキレがあり見栄えのある摺りが特徴。えんぶり愛に溢れた親方衆も素敵ですし、お囃子もきちっと揃っていて模範的。
人数が多いながらも家族的な雰囲気があり、メンバーの皆さんはいつも本当に楽しそう。
街のえんぶり組という雰囲気が伝わってくる、とても元気で活気のある組です。
とにかく子供が多い!
内丸えんぶり組で驚くのは、その子供たちの多さです。ざっと数えても常時20名近い子供達が参加していて、練習場所もとても賑やか!まずはこちらの動画をご覧ください・・・!
— 🐶mamo📸Photographer🐶 えんぶり取材強化期間 (@mamo_photo8) 2018年2月10日
ご覧の通り、大勢の子供たちがとても元気な声を上げて舞う姿を楽しむことができます。
ここの子供達はとても人懐っこくて、僕は恵比寿舞のこの男の子から「いつものカメラマン」と呼ばれています。
毎年宿(練習場所)で再会すると「いつものカメラまーん!」と声をかけてくれて、僕は「ちょっと大きくなったねー!」なんて返答します。
こう言う再会や子供の成長が感じられるのも、えんぶりの楽しさでもあります。
今年の練習でも、この子は少し大きくなった姿を見せてくれました。そして一生懸命に練習に取り組む姿に、ちょっぴり感動しました。本番も楽しみにしているからね♪
えんぶり組によって祝福芸に対する考え方はそれぞれで、少数精鋭の組もあれば、内丸のように大勢で賑やかな組もあります。その両方に良さがあって、僕はいつも涙してしまいます。
で、この内丸の子供達は本当にえんぶりのことが好きなのでしょう。大人が「もう一回練習したいひとー!」と声をかけると張り切って手を上げて、また元気に舞い始めます。
内丸えんぶり組に漂う活気のある空気が、本当に大好きです。
激しい摺りは、シャッターチャンス多し!
僕は内丸の太夫の摺り(すり:太夫の舞のこと)がとても好きです。内丸は動きの激しい「どうさいえんぶり」ですが、その中でも内丸はジャンギ(太夫が持つ棒みたいなやつ)をブルンブルンと勢いよく振り上げる動作がとても勇ましく、ものすごく格好良いです。3人の太夫が円になり、内側を向いて摺り、そして客席の方を向いて摺り・・・を繰り返すので見ていてわかりやすく、カメラマン目線でいうと「シャッターチャンスがつかみやすい摺り」でもあると思います。
太夫の撮影は「一番格好良い瞬間」を捉えるのがとても難しいのですが、内丸は格好良い瞬間がとても多いので、カメラマンにとっては被写体として最高の組でもあると思います。
そして烏帽子を固定する長い布の色にもご注目!組によっては紺色、ピンク、緑、水色・・・といろいろありますが、こちらは白!この白い布がものすんごく格好良いんです!
なんて言えばいいのかな・・・。白!ってとこが、粋で都会的な感じがして、本当に大好きです。この白い布がふわっと空気に舞うと、ものすっごく格好良いんですよ。わかりますよね?ね?
その昔は別の色(確か水色だったか緑だったか)だったそうですが、白に変更したそうです。
この激しい太夫の摺りを覚えるのは、本当に大変だと思います。お邪魔した日も遅い時間まで入念に練習が行われていました。これを4日間もやるなんて、相当な体力が必要だと思います。
記念撮影もできちゃう!
南部会館での公演がオススメ
八戸市中心街にある「南部会館」では毎年日本庭園でのえんぶり公演が行われます。これがなんと!公式パンフレットには載らないんですよ!なので、他の公演に比べてお客さんは少なめ。
内丸えんぶり組は毎年お昼の公演に出演しています。元気な子供達の舞や太夫の摺りをゆっくりと鑑賞することができるので、とってもオススメ。
そして内丸の公演の時だけ、いつも写真撮影会が行われます!これもなかなかない機会なので、ぜひ南部会館に行って見てくださいね〜!
2018年は2月18日(日)の12時から出演です!
今回は八戸市の街のえんぶり組「内丸えんぶり組」をご紹介しました。大勢の子供達による元気な祝福芸と、激しく見応えのある太夫の摺りが特徴の組です。
子供達とのふれあいも楽しいので、公演をご覧になった後はぜひ子供達に声をかけてみてくださいね。
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最後までお読みいただきありがとうございました♪
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