2015年の南部地方えんぶりのスナップをお届けします。
写真愛好家にとても人気のある伝統芸能、えんぶり。
2月上旬に先陣を切って行われるのが、南部町の「南部地方えんぶり」です。
さくらんぼの産地、旧名川町の剣吉地区で盛大に行われるお祭りです。
雰囲気のある田舎の商店街で行われたお祭りの様子を写真でお伝えします!
今回はスナップを中心にお届けします。
南部町内から全9組が出演。今年は中居林えんぶり組も!
今年は、旧南部町、旧名川町、旧福地村が合併して10年にあたるそうです。
南部地方えんぶりはとっても雰囲気が良くて、とても和やかな雰囲気の中で行われます。
えんぶりには、太夫と呼ばれる烏帽子をかぶった男たちの舞と、子供たちによる祝福芸があります。
太夫の披露する「摺り」と呼ばれる舞には、動きの活発な「どうさいえんぶり」と一つ一つの動きがゆっくりとして且つキレのある「ながえんぶり」があります。
南部町にはこの「ながえんぶり」の組が無いそうで、今回は特別に八戸市からながえんぶりの中居林えんぶり組の皆さんがゲスト出演しました。
午前8時30分、中居林以外の組の皆さんは、剣吉地区の諏訪神社で奉納を終え、
そのあと中居林の皆さんが合流し、列をなして剣吉の街中に登場、狼煙とともに「一斉摺り」のスタートです。
南部町に中居林の皆さん!なんとも新鮮な光景です!!
この後は、剣吉駅前の「伝承館」に会場を移して、広場で一斉にえんぶりを披露し、南部地方えんぶりが本格的に幕を開けます。
剣吉えんぶり組は、烏帽子を新調。
地元剣吉えんぶり組の皆さん!とても大好きなえんぶり組です。
ここは太夫が若く、掛け声がとても元気で楽しい雰囲気があります。
まるで大家族の兄弟のように仲の良いえんぶり組です。
子供達が可愛いですね!
今年は剣吉の烏帽子がとてもキレイ!
と思ったら、宿(練習場所)が建て替えられたのに合わせて、烏帽子を新調したそうです!
これまで使っていたものは昭和50年頃から使っていたものだそうで、およそ40年ぶりに烏帽子を新しくしたのだとか。
新しい烏帽子を被るには「魂入れ」という儀式を経る必要があるそうで、諏訪神社でその儀式を終えて初めて新しい烏帽子を使用することができるのだそうです。
剣吉の29歳の若い副組長さんは「地元のお父さんたちからOKが出ないと今年は使えない。南部地方えんぶりや八戸えんぶりに間に合うかまだわからない。」と言っていましたが、どうやらOKが出たようですね!
新しい烏帽子は随所にこだわりがあり、月の模様が鏡のように仕上げられていたり、恵比寿様の持つ釣竿の糸には本物の糸を使用、そして烏帽子のどこかに「剣吉」の文字が隠れています。
八戸えんぶりの一斉ずりにも出演予定なので、探してみると良いかも♪
あ、ちなみに南部地方えんぶり初日に帰りには。剣吉駅前の通りにある仕出し店「なつぼり」で唐揚げを買って食べるのがオススメ。揚げたてでめちゃくちゃ美味しいです。
子供達も活躍!
元気な子供達も大活躍のえんぶり。
特に子供たちとのコミュニケーションはおすすめ!とっても楽しいですよ!
休憩中に話しかけたら、ピースしてくれました♪
こちらはお化粧中の様子。こういった風景も、えんぶりの良さですね。
ってことで、南部地方えんぶりのスナップをお届けしました!
いよいよ2月、当ブログも「えんぶりモード」に入ります!!
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最後までお読みいただきありがとうございました♪
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