今年の中居林えんぶり組の姿を、一早くお伝えします。
青森県南部町で行われた「南部地方えんぶり」。
今年は南部町の合併から10回目の節目の開催ということもあり、八戸市から中居林えんぶり組の皆さんがゲスト出演しました。
青森県南地方には何十ものえんぶり組がありますが、「ながえんぶり」と呼ばれる種類のえんぶり組は数組。
とにかく、かっこいい。
ながえんぶりは、どうさいえんぶりと比べてゆっくりとしたテンポが特徴です・・・
・・・と、観光パンフレットなどでは紹介されていますが、改めて中居林えんぶり組の摺り(舞い)をみて、「ゆっくり」という言葉はふさわしくないかも?と感じました。
というのも、中居林えんぶり組はキレがあって、緊張感があって、とにかくかっこいい。
決して乱れない太夫たちの表情に、本当にしびれます。
一点を見つめて表情一つ変えず、凍てつく空気を切るかのように舞う姿は、本当にしびれます。
凍てつく空気を切って、春を呼んでいるんですね!きっと。
「どうさいえんぶり」とはまた違うキレの良さがあります。
太夫の表情に注目!
太夫の表情に注目してみましょう。
重さ2キロもある大きな烏帽子をかぶって、空気抵抗を受けながら激しく舞う太夫たち。
ですが、表情一つ変えません。
それがまた、かっこいいんですよねぇ〜。
子供の成長を感じる。地域の愛を感じる。
大黒舞を舞うこの子も、だいぶ大人の表情になってきました。
大きくなったなぁと、親戚のおじさんになった気分でウルウルしちゃいました!
こちらが1年前のこの子。
いやぁ、本当に一年という時間ってすごいですね。
毎年えんぶりを見ていると、子供たちの成長を感じる場面が何度もあります。
幼さがだんだん薄れていくのはさみしくも感じますが、こうやってえんぶりと共に成長していく子供達って、本当によい経験をしていると思います。
この子も将来は太夫になるのでしょうか。少しずつ大人になって、かっこいい姿を見せてくださいね!
えんぶりを通して、地域の大人たちに見守られる子供達。
おまつりの力って、ほんと、すごいです。
おまつりを受け継いでいくのって本当に大変だと思います。
でも、どんなに不安定な世の中でも、地域の人々の熱意に勝るものって、無いのかも。
八戸えんぶりは、2月17日から!
一足早く、南部地方えんぶりで中居林えんぶり組を見ることができて、本当に良かった!!
えんぶりをあまり見たことがないという方も、是非是非、八戸えんぶりでじっくりと見てください!本当に涙が流れるほど感動します。
さぁ、いよいよ2月17日からは「八戸えんぶり」の開幕です!
市庁前のかがり火えんぶりでは、日本酒を飲みながら・・・!なんてのも良いですね!
今年は全33組のえんぶり組が登場しますよ!
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