管理人からのお知らせ

当ブログに掲載している写真の無断使用・無断保存はご遠慮ください。ご使用になる前に、必ずご一報ください。

■各種ご連絡やご依頼、ご感想などは、メールフォームから

2018年9月4日火曜日

個展「えんぶりといきる」を東池袋KAKULULUで開催します!

僕にとって初めての個展を、東京池袋の「KAKULULU」で開催することとなりました!
思えば写真を始めたのは2008年。偶然にも写真を始めて10年という節目の年に個展ができることは、本当に嬉しいです。
人生初の個展のテーマは「八戸えんぶり」。青森県八戸市の人々が生涯をかけて取り組む、地域に根ざした田植踊の儀式「えんぶり」。
今回の個展ではこの「えんぶり」と共に生きる人々の表情に焦点を当てた写真を多数展示ます。
また、これに合わせて人生初の「写真集」も発売することとなりました。さらに、会期中は一流のジャズミュージシャンによるライブを2回開催します。
僕にとって初めてづくしの個展「えんぶりといきる」について、詳しくお知らせします。
青森ねぶた、弘前ねぷた、八戸三社大祭・・・夏祭り大国あおもりにも、凍りつくような冬はやってきます。
夏の熱気を跡形もなく奪い去るほどに凍りついた大地に、懸命に根を張るようにして舞う人々の姿が八戸の町に溢れます。

2月、雪は少ないとはいえ、最高気温ですら氷点下の八戸。厳しい寒さの中で「八戸えんぶり」は行われます。
大地の神様をゆり起こすように、時に激しく、可愛らしく、賑やかに、厳かに・・・。
八戸地方に生きる人々が白い息を吐いて真剣に取り組む姿に、多くの市民や観光客が、深い深い涙を流します。
八戸三社大祭や青森ねぶたのような迫力とは違った、儀式的な感動が八戸を包み込みます。
冬の農閑期の収入源として農民達が家々を巡って披露していた「田植踊」が、えんぶりの本来の姿でした。
しかし、明治時代になって古い風習を否定した県の命令により禁止され、八戸は活気を失って生きました。
それを嘆いたお祭り好きの侍 大沢多門ら有力者3人が決起して長者山新羅神社の神事「豊年祭」として復興させたのが現在の「八戸えんぶり」の原型とされています。
ある資料では800年もの歴史があるとされていますが、その起源は不確か。
しかし江戸時代には確実に存在していて、以来ずっと八戸の人たちが守り続けていきました。
何百年も経った今でも勢いを失わずに継承され続け、いまやえんぶりは八戸の年中行事の随一たるものになりました。
少子高齢化の波を多少なりとも受けながらも、えんぶりは年々多くの人々に愛されるようになって来ています。
八戸市や南部町、階上町、おいらせ町などから、30組もの町内単位の「えんぶり組」が集い、それぞれの組に伝わる舞を披露します。
この写真展では、このえんぶりに真剣に携わる人々の姿を展示します。
また、期間中2回、八戸と縁の深い一流のジャズミュージシャンによるジャズライブも開催します。

写真展「えんぶりといきる」
会場 カクルル  有楽町線東池袋駅から徒歩2分
会期 平成30年10月5日〜27日
入場 無料
主催 すぐそばふるさと
協力 八戸ブックセンター(現在申請中)
住所 東京都豊島区東池袋4−29−6
営業時間 火水11:30〜17:00/木金土11:30〜20:00
定休日 日月祝
電話 03-6907-0652

♪10月19日(金)はライブ開催のため17:00で通常営業終了。19:00からライブ営業です(詳細はページ下部へ)
♪10月20日(土)は16時で閉店
♪飲食店のため、ご来場の際はドリンクやお食事もお楽しみください。

チラシデータ(クリックまたはタップで拡大)
 

 

在廊予定日
期間中何度か上京します。もしお時間があったら、遊びに来てくださいね。
10月5日、19日、20日、27日は会場にいる予定です。
在廊時間は当日 Twitterとインスタのアカウント @mamo_photo8 でご案内します。

この写真展は「えんぶりといきる」をテーマに、えんぶりに携わる人々に焦点を当てた写真を展示します。
この写真展の開催にあたり、僕は八戸えんぶりに取り組む人々4グループ、合計7人に話を聞きに行きました。
生まれた頃からえんぶりに携わっている小学一年生の男の子、
郷土芸能に携わることを教師としての強みにしたいと考えながら中学校教師を目指している男性、
そしてえんぶりを深く愛しながらも不慮の事故で旅立ってしまった親方と、その奥様や後を継いだ新親方・・・。
様々な人たちのストーリーから見えてきたことをKAKULULUの空間に展示することにしました。

そして、えんぶりに携わる人たちと出会う中で見えてきたことを写真集としてまとめ発売することにしました!
現在、市営書店八戸ブックセンターの執筆ブース「カンヅメブース」などを利用して製作。
写真展会場で購入できるほか、八戸ブックセンターや八戸市内でも購入できるように調整中です。【更新情報:販売開始しました!】
また、どこでも気軽に買える通信販売も行なっています!今すぐこちらからご購入可能ですので、どうぞご覧ください。




写真展会場でジャズライブを開催
さらに、会期中に2回。プロのジャズミュージシャンによるジャズライブを開催することになりました。
予約はKAKULULUまでお願いします。当ブログでは予約は承っておりませんのでご注意ください。

■デビッドマシューズ&優花アフタヌーンティーライブ
ジョージベンソンの「グッドキングバッドのテーマ」でグラミー賞を受賞し、ジェームスブラウンなどのアレンジャーとしても活躍されたジャズピアニスト デビッドマシューズさんと、フルート奏者佐々木優花さん、佐々木さんのグループのメンバーとしても活躍されているベーシスト増原巖さんによるライブです。
マシューズさんは八戸に住まわれた経験もあり、僕も仲良しです。一緒にジャズライブを見に行ったり、マンハッタンジャズクインテットのジャパンツアーでカメラマンとして入らせていただいたり、いつもとてもお世話になっています。
この日のために選曲したスタンダードナンバーやおなじみの楽曲を、巨匠デビッドマシューズによるアレンジと佐々木優花・増原巖の柔らかな音色でお楽しみください。

期日 平成30年10月5日(金)
会場 カクルル (東池袋)
開場 15:30
開演 16:00
料金 3000円 別途ドリンクをご注文ください
ご予約 03-6907-0652

メンバー
ピアノ デビッドマシューズ
フルート 佐々木優花
ベース 増原巖

■類家心平&中嶋錠二 DUOライブ
えんぶりの息づく町青森県八戸市で生まれ育ったお二人によるライブです。
今や、ジャズファンなら誰もが知っている存在となった類家心平さん。
お父様の類家けんじろうさんは生前芸術家としてご活躍でした。特にえんぶりを題材にした型絵染の数々は代表的な作品です。けんじろうさんが天に旅立たれた後、カクルルでも作品展が開かれたことがありました。
今回の僕の写真展はこのえんぶり企画の第二弾でもあります。
そして中嶋錠二さんは類家さんのグループメンバーとしても活躍中で、東京を中心に活動しています。
偶然にもこのお二人は八戸ではなく東京で知り合ったのだとか。
中嶋さんは上京するまではクラシックピアノをやっていたということもあってタッチがとても細やかでとても心地の良いピアノを弾く方です。
僕も類家さん経由で中嶋さんを知りました。お二人のDUOの演奏は過去に一度だけ聞いたことがありましたが、もう一度聞きたいと思っていました。まさか自分の個展で実現することになるとは!
ご縁に心から感謝です。

期日 平成30年10月19日(金)
会場 カクルル (東池袋)
開場 19:00
開演 19:30
料金 3000円 別途ドリンクをご注文ください
ご予約 03-6907-0652

メンバー
ピアノ 中嶋錠二
トランペット 類家心平

写真展「えんぶりといきる」でお待ちしております!
ということで、僕にとって初めての個展「えんぶりといきる」は東京東池袋「カクルル」で10月5日から27日まで開催です。日曜日、月曜日、祝日は定休日なので、ご注意くださいね。
カクルルは八戸とのご縁も深いお店。店長さんの奥様とも長い付き合いです。写真を始めた2008年から少しずつ少しずつ積み重ねて来た活動がこうやって大きなイベントに繋がったのは、本当に様々な人とのご縁があったからこそだと思っています。こんなことになるとは、10年前の自分は想像もつかないでしょう。
えんぶりに携わる方々との出会い、類家さん、中嶋さん、マシューズさんとの出会い。
そしてカクルルとの出会い。
僕は名前のない写真家ではありますが、東京でまた新しい出会いが待っているんじゃないかなとワクワクしています。
えんぶりに興味のない方にも是非ご来場いただき、八戸市民が見せるさまざな表情を肌で感じていただけたら嬉しいです。



スポンサーリンク


最後までお読みいただきありがとうございました♪
にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 八戸情報へ

0 件のコメント :

コメントを投稿

コメントしてってね♪