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2021年8月8日日曜日

第1回なんぶのとのとアーカイブ配信のお知らせ!

「なんぶのとのと」の模様を全3回でYouTubeに公開します
2021年8月7日に「AND BOOKS分室(八戸市十六日町)」で開催した配信トークライブ「なんぶのとのと〜第1回 南部の殿と八戸三社大祭〜」の模様を、全3回に分けて公開します!オリンピックの野球決勝(優勝おめでとう!)を観ていて配信が観られなかったというそこのあなた!ぜひアーカイブをご覧になって、かつて八戸藩を治めていた南部家が祭りとどう関わっていたのかを知ってください!
いや、ほんと、マジで感動しました。三社大祭すげえなって思えた。

今回、会場の記録写真撮影は「どーなのよふぃるむ」さんがご協力くださいました。ありがとうございました!


令和の八戸藩を語るトークライブ「なんぶのとのと」
第1回 南部の殿と八戸三社大祭 アーカイブ配信


2021年8月8日・9日・10日午後7時、YouTubeに公開
公開後はいつでも好きな時にご覧いただけます。

公開日と内容
8月8日 江戸〜明治初期の話
8月9日 令和の南部家と三社大祭の関わり
8月10日 質問コーナー
 (八戸三社大祭運営委委員会 塚原会長ほか)

出演
八戸藩南部家 十六代当主 南部光隆さん
はちのへ山車振興会 副会長 宮古角洋さん 
 


このトークライブは、八戸市十六日町の"本が読めるバー"「AND BOOKS」に新たにオープンした古本兼読書スペース兼イベントスペース「AND BOOKS分室」をお借りして実施しました。

八戸三社大祭は新型コロナウイルスの影響で2年連続で規模を縮小。全国に緊急事態宣言が出された2020年3月に小学生6年生だった子供たちは、来年には受験生💦 大人にとってはあっという間の2年でも、成長の早い子供たちにとっては長い2年間だったように思います。

山車や神輿の運行、加賀美流騎馬打毬・徒士打毬のない状況が2年も続くことで、経済、観光、祭りの継承、維持管理など、感染対策と並行して様々な対応が強いられる状況が続いています。
また、関東にお住まいの八戸藩南部家のご当主は、“お国入り”することができない状況が続いていています。
そういう中でできることは「オンラインで繋がること」。


十六代当主の南部光隆さんは「八戸藩南部家は藩領の人々のお陰で生き繋いできた。これからは南部家が旧藩領に恩返しをする時代」と語ります。そこでAND BOOKS分室を八戸と南部家をつなぐ拠点とし、ライブ配信を行うことを考えました。企画にはAND BOOKSに全面的に協力いただきました。

コロナ禍で祭り関係者に危機感が募る中、発祥から300年、成立から135年続く祭りの歴史や誇りを南部家のご当主と語り合うことで、何か希望が湧くのではないかと考えました。

配信を振り返ると、天候不純や不作、廃藩置県、疫病、戦争、災害・・・様々な困難に見舞われながらも祭りを続けてきた八戸の歴史の奥深さ、八戸の人々の精神性の豊かさを分かち合うことができ、大変有意義な2時間だったように思います。

南部光隆さんのお話から、江戸〜明治初期の歴代藩主と祭りの深い関わりを知ることができ、八戸藩にとっておがみ神社の祭礼がどれほど大切なものであったのかを知ることができました。

このお祭りは、藩主も領民も、八戸藩に関わる人々にとって重要な、儀式的要素の強いお祭りであることを改めて認識し、来るべき未来に思いを馳せると、堪えようにも堪えられないものがこみ上げてきました。


新型コロナウイルスの影響は「変異株」によって混迷を極め、ワクチンの安定供給や治療薬の開発など、課題は山積しています。しかし人類は、幾度も疫病を乗り越えてきました。
そして八戸三社大祭もまた、1318人の犠牲者を出した明治19年のコレラ感染症からの脱却から風流山車が作られるようになったという過去を持っています。

来年のお祭りがどうなるかも見通せない状況ではありますが、歴史が教えてくれる「過去の経験」は、未来への活力や希望に変換していくことができます。

ご出演いただいた、南部光隆さんや宮古副会長のお話の中から、少しばかりの希望が芽生えたような気がします。また、かつてこの地を治めていた南部家が旧八戸藩エリアに心を寄せてくださっていることを実感できる、とてもあたたかな時間でした。

企画にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

次回は11月の開催を予定しています。テーマは「八戸の文化財」。どうぞご期待ください。


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