“落語プレイヤー”の大地球さんを紹介します。
八戸ではすっかりお馴染みのベテラン落語愛好家 大地球さん。
ここ数年は地元ラジオ局の生放送でパーソナリティで活躍中なので、よくご存知の方も多いかもしれませんね。
大地球?「大地(だいち)」が名字で、「球(きゅう)」が下の名前です。
面白い名前!だけど、なんだか怖い顔・・・下ネタを平気で言うし・・・ラジオで毒吐きまくってるし・・・。
でもなぜか、みんなから「球さん球さん」と親しまれている、実はかなりのFUNNY GUYなのです。
自身の落語会は、これまでなんと99回!
1990年から八戸市いわとくパルコで2ヶ月に1回開催している自身の落語会「大地球の落語と漫談の夕べ」は、これまで99回も実施!
カネイリミュージアムショップ主催の「大地球“毒”演会」や、
「そーるぶらんちかふぇ」「そば処おきな」、市内各公民館での落語会など、市内のあちらこちらで活躍中。
さらに最近は、地元ラジオ局「BeFM(ビーエフエム)」で生放送のパーソナリティーまでやっちゃてるって言うんだから、球さん、ただのエロオヤジじゃぁなさそうですね!
ラジオでは明かせない?
もう一つの芸名がある。
「大地球」という芸名は、覚えやすくて良いですよね。
なんでもこれは、「大きな地球」という意味ではなくって、高校大学時代に呼ばれていたニックネームから来ているそうです。
20年ほど前に県域ラジオ局でラジオ番組をやることになった際、「本名でラジオをやっちゃぁまずいだろう・・・」ということになって、
学生時代の「キュー」というニックネームを使う事に。
野球が好きな球さん。ラジオは初めてだった事から野球の「第一球」をもじって、「大地球」という芸名になったそうです。
大学時代の先輩から受け継いだ・・・本当の芸名。
落語との出会いは、昭和42年、球さんが中学校2年生の時のこと。
当時は、テレビを付ければ落語落語の時代。同級生が貸してくれたネタ本をきっかけに落語を始めたそうです。
それから45年間も落語とともに歩んできました。
でも、この「大地球」が使われるようになったのは社会人になってからの話・・・。
大学時代、落研の4年生の先輩から名前を次ぐ事に。
その名前が・・・・
「尾浪家千鶴」
なんでも、当時は「尾浪家」を代々受け継いでいたようで、球さんが受け継いだのが「千鶴」だったそうです。
これ、なんて読むんでしょうね?
球さんのブログにあるプロフィールから引用してご紹介します。
何て読むかって? 「オナミヤセンガク」は表向き。実は、裏の読み方があって「オナニヤセンズリ」 が正しい。なんで“浪”が“ナニ”と読むかって?「浪花」=“ナニワ”でしょ。ちょっと苦しいけど。もちろん喜んでその名前頂戴しました。 二代目です。 高座では堂々と「二代目オナニヤセンズリです。」と叫び、他大学の学園祭に行っても「オナニヤセンズリです」 他大学のオチケンからは「センズリさん」「センズリさん」と呼ばれて、一部で有名に。※大地球さんのブログから引用
・・・ってなわけで、大地球さんの本当の芸名は「オナニヤセンズリ」さんです。
これからはみんなで「千鶴さん」と呼びましょう。
球さんやっぱり・・・・ただのエロオヤジですね・・・・。
球さんの落語に、ハズレなし。
2011年に仙台市で行われた「第2回仙台あまちゅあ落語こんてすと」に出場。
球さんを含め7名が出場したこの大会で見事優勝!もしかしたら落語の腕前は、東北でイチバンかも?
客席投票・特別審査員の審査結果を集計した結果尾波家千鶴さんが優勝しました!当日は、近くにできた仮設住宅から審査員にお越しいただいたり近隣の皆様にも、たくさんお集まりいただきました。ご協力ありがとうございました。※コンテストの公式サイトから引用。
(大会サイトから引用しましたが、「尾浪家」 じゃなくて「尾波家」になっていますね。)
グッと心を引き寄せる、泣かせる話も。
先日、八戸市のそば処「おきな」で行われた落語会では「子はかすがい」を披露。
離ればなれになった家族を子供が再び繋げるというステキなお話で、グググッと泣きそうになっちゃいました。
この記事に掲載している写真は全てその時のもの。
ダメな夫と、真面目な妻、カワイイ息子の表情を、見事に演じきりました。
やっぱり、、、、ただのエロオヤジ・・・じゃぁないです!球さんの落語、まじすごいっす!
ボサノバ!手品!さらに映画も!
大地球さんの100回目の落語会が開かれます!!!
年の瀬が迫った12月12日、八戸市公民館で大地球「落語と漫談の夕べ百回記念公演」が開かれます!!
大地球 落語と漫談の夕べ百回記念公演
— 概 要 —
2013年12月12日(木)
八戸市公民館
開場18:00 開園18:30
料金 前売1000円 当日1200円
チケット販売 八戸市公会堂 そーるぶらんちカフェ バッカス
問い合わせ 八戸市公会堂 0178-44-7176
— プログラム —
マジックショー(デーリー中村・Ken Shirohata)
八戸市六日町味ビル4階「バッカス」のデーリー中村マスターと、
マジック歴15年のベテランマジシャンKen Shirohataによるマジックショー。
落語「宗珉の滝」
落語「宗珉の滝」
zodiac nova, pop-machine & contemporary system
八戸在住のギターとパーカッションのDUO。
映画「つむぎ〜えにしの糸の物語〜」
大地球出演。
2009年から取材、20時間を超える映像を25分に凝縮したドキュメンタリー映画。
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