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2019年3月2日土曜日

流血?人間を釣る?君は東十日市えんぶり組の恵比寿様が残した数々の伝説を知っているか????


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東十日市えんぶり組の宿にお邪魔してきました。
今年の八戸えんぶりは出会いにも恵まれました。
東京・大阪の写真家のお知り合いの紹介で、念願叶って東十日市えんぶり組の宿へ!
東十日市えんぶり組といえば、市内でももっとも人気な恵比寿様がいらっしゃる組です!
今回の記事では、東十日市えんぶり組の恵比寿様が残した数々の伝説を、ほんの一部だけご紹介します。

太夫も恵比寿舞も祝福芸も!
独特の雰囲気が漂う東十日市
東十日市えんぶり組はずーっとファンだったえんぶり組の一つ。
今年はご縁があって宿にもお邪魔させていただき、練習を見学させていただきました。

今までは組の方々との繋がりがなく、2014年から密かに追っかけをしてたんです。


例えば、陸奥湊での門付けの様子。
東十日市の皆さんは毎年、八戸の台所「陸奥湊」の駅前の通りで門付けを行います。お魚を売るお母さんたち=イサバのかっちゃの前でえんぶりを披露する、とっても盛り上がる時間です。
こちらの写真は2016年のもの。



去年は、八戸市中心部の割烹での様子。
イベントを企画された方からお声がけいただいて撮影させていただきました。
東十日市えんぶり組といえば、恵比寿舞の名人として人気のこちらの男性。
お客さんをどんどんと盛り上げる舞が本当に素晴らしい。


東十日市の摺りは市内で随一の激しさ。
ドッシリと重みがあって、同じ“どうさいえんぶり”の他の組にはない独特の動きをします。



そして今年は念願の宿に!
東十日市えんぶり組さんは毎年東京と大阪から遊びに来るという専属カメラマンさんがいらっしゃるんです。
たまたま僕もそのカメラマンさんとお友達で、念願叶って今年は宿にお邪魔させていただくことができました!
あ、そうそう。摺りの激しさはこんな感じ。



2月16日の長者山ではおでんとビールをご馳走になりまして・・・ありがとうございましたっ!
あ、あと発電機でiPhoneを充電させてもらいました。助かりました・・・!(モバイルバッテリー忘れていったので)


笛の名人と美女の共演!きゃー!


こちらは去年の長者山での奉納の様子。


人形にもなるほどの恵比寿様
東十日市といえばやっぱり恵比寿様。市内で随一の名人です。
その素晴らしさは、えんぶり人形作家下崎さんの作品になる程。


こちらが本物の恵比寿様。人形とそっくり!
(いや、人形が本物にそっくりなのか?何れにしても下崎さんの再現力も、こちらの恵比寿様の表現力も、本当に脱帽ものです。)
こちらは2014年の陸奥湊で門付けをしている様子。


恵比寿様が残した数々の名場面。
1.鯛じゃないヤツを釣り上げる。
2016年、陸奥湊で鯛じゃないヤツを釣り上げました。袋の中身は何か・・・わかりません。


2.カッチャを釣り上げる。
同じく2016年。恵比寿様はいつものように陸奥湊で鯛を釣っていました。
すると釣れたのは・・・・・

イサバのかっちゃ!
(陸奥湊駅前通りの市場でお魚を売っているお母さんたちのこと)
ちょっと見えにくいですが、釣竿の糸をかっちゃがキャッチ!
恵比寿様が見事に釣り上げたのです!

3.とっちゃに釣竿を取られる
こちらも2016年の写真。
陸奥湊で鯛を釣っていると・・・・


背後に扇子を持ったとっちゃ(=お父さん)の姿が・・・・


とっちゃは恵比寿様から釣竿を奪い取り・・・



恵比寿様に代わって鯛を釣り始めたのです!
(後に、このとっちゃは私の知人のご親戚だということがわかりました。)



しかし、釣れた鯛があまりにも重かったので・・・・




最後は恵比寿様に代わってもらったのでした。


意気投合。


めでたしめでたし


4.釣れた鯛が鼻を直撃し、軽傷。
2014年、市役所前で鯛を釣っていたときのことです。

いつものように大変生きの良い鯛が釣れました・・・。
ひょい!っと釣り上がった鯛が・・・


どーした?恵比寿さま???
顔をおさえる恵比寿様・・・。


いっでぇ!いっでぇ!(痛い!痛い!)
と、大きな声を上げる恵比寿様。







なんと!





鯛が鼻を直撃し、流血。

大黒様、苦笑。


それでも演技を続ける恵比寿様!
さすが名人!


感激のあまり、写真が手ブレ。


翌日、鼻に絆創膏を貼って現れる。
何もなかったかのように舞う姿に、感動しました。


こんな感じで、東十日市えんぶり組の恵比寿様がいるところにはいつも様々な面白い出来事が起こります。
本当にみんなに福を呼び込んでくれているんですね。
来年は是非なんども宿にお邪魔させていただいて、いろんなお話を伺いたいです。

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