種差海岸インフォメーションセンター・休憩所がオープンしました!
三陸復興国立公園 種差海岸の新たな拠点、「種差海岸インフォメーションセンター・休憩所」が、2014年7月12日にオープンしました。
今日一日、種差海岸では特別なイベントが沢山行われました。
今回はその様子をダイジェストでささーっとお届けします!
午前10時 国立公園指定から約1年、新たな拠点がオープン。
東日本大震災からの復興を願って整備が進む「三陸復興国立公園」。
青森県八戸市にある種差海岸と、青森県階上町にある「階上岳」は2013年5月に三陸復興国立公園に指定されました。
環境省が整備した「インフォメーションセンター」と、
八戸市が整備した「休憩所」が今日、同時に“開所(グランドオープン)”しました!
館内にはカフェや様々な資料展示があり、種差海岸の新たな拠点としての役割を果たします。
午前10時 海岸周辺の美味しいお店を巡るラリーがスタート!
種差海岸のまわりにある飲食店10店を巡って、4つスタンプを貯めると記念品がもらえる「たねさしマルシェ」がスタート!
限定メニューが沢山!予算は150円〜500円ととってもお得!
種差の海の幸を存分に味わえるスタンプラリーです。
オススメは、波光食堂の「種差産ウニの豆乳寄せ」!
これがめちゃくちゃウマい!お好みで醤油をかけてお召し上がりください♪
午前11時 全長180メートルの超ロング凧が出現!
八戸市のマスコット「いかずきんズ」の形をした連凧が、天然芝生地に出現。
凧の総数凡そ90個!全長180メートル!
関東在住の凧の愛好家の方がたまたまいらしていて、グランドオープンの祝賀ムードに花を添えました。
ちなみにこの方のこれまでの最長の連凧は800メートルだとか・・・ものすごい長さですね!
お昼頃は多くの人たちが新しい施設の中をじっくりと楽しんでいる様子でした。
午後6時 俳優三上博史さん出演の「三上博史語らいの夜」が開催。
なんとあの有名な俳優 三上博史さんが袴姿で種差海岸に!
琵琶奏者の友吉鶴心さんの伴奏に合わせて、青森県に伝わる民話「八の太郎と南粗坊」を披露しました。
数奇な運命を背負った「八の太郎」の物語を、素晴らしい表現者のお二人が披露。
快晴の種差海岸に、三上さんの声と琵琶の音色が響き渡りました。
写真は開演前のもの。
残念ながら公演中の撮影は禁止されていましたが、僕もカメラをオフにしてじっくりとその世界に浸りました。
物語の後、三上さんが「目を閉じてください」とお客さんにお願いする場面が。
波音、子供たちの声、心地よい夏の風・・・この場所に居る感覚を、会場の全員が共有した素晴らしい瞬間でした。
午後7時 朗読イベント終了。
「三上博史語らいの夜」の後は、オープンしたばかりの休憩所にて「種差バル」が開催されました。
軽快なカントリーの生演奏が流れる中、アルコールや軽食の提供が。
子供連れは会場を後にしている様子。大人の時間の始まりです。
午後7時30分ころ 種差海岸に満月が浮かぶ。
この日は満月!種差海岸の上空には大きな満月がのぼり、海面には月の光で出来た「光の道」が姿を現しました。
これからこの場所では様々なアクティビティ(教室)が開かれるそうです。
カフェもあるので、のんびりと景色を眺めながらお茶・・・なんてこともできます。
2014年7月12日。種差海岸インフォメーションセンター・休憩所のグランドオープンの一日を、ささーっとダイジェストでお伝えしました!