ソニーの一眼カメラに対する本音を吐露します。
2008年にソニーのα300に出会ってから、8年が経ちました。
その後、2012年にα77、2015年にα77Ⅱを買い足し、レンズもそれなりに揃ってきました。
ソニーのカメラユーザーになって8年。今、ソニーの一眼に対して感じている本音を、ここに書きたいと思います。
このブログらしからぬ辛口も・・・気分を害したらごめんなさい。
ってことで、ソニーのカメラの良いところ、改善して欲しいところを赤裸々と綴っていきます。
◼︎ソニーのカメラを選んだ理由=ライブビューが優秀
前述の通り、僕がソニーのカメラに出会ったのは2008年のこと。ソニーのカメラを選んだ理由はただ一つ「ライブビューでもファインダーと同じAF性能で撮れるから」です。
当時から僕は東京ディズニーリゾートのファンで、園内で行われるショーやパレード、キャラクターとの記念撮影などをもっと綺麗に撮りたいと思っていました。
そこでどうしても一眼が必要になった。
しかし、当時写真のことなんかこれっぽっちもわかっていなかった僕は、携帯やコンデジと同じように画面を見ながら撮影できるカメラを求めたのです。
そこで出会ったのが、ソニーのα300でした。
α300は、ファインダーで撮影するのと同じようにライブビューでも高速でAFが効きます。
この機能が、僕がソニーユーザーになったきっかけです。
ファインダーを覗かなくても、気軽に写真が撮れる。α300を選んで正解だったと、今でも強く感じています。
その後も現在まで、ソニーの一眼はライブビュー機能が優れていて、初心者にとっては優しいカメラであると思っています。
◼︎ソニーのカメラが教えてくれた、写真の楽しさ
2012年に買い足したα77は、僕の人生を変えたと言っても過言ではありません。α77はいわゆる「中級機」と言われる、ハイアマチュア向けに作られたカメラです。
詳しいことは割愛しますが、高速なAF、機能性の高い液晶ファインダー、自由自在に動かせる液晶画面は、僕の撮影の幅を格段に広げました。
これらの機能の素晴らしさは、ソニーの現行のどの一眼にも言えることだと思います。
α77との出会いをきっかけにさらに写真を撮ることが好きになり、このブログもただただ散文を乗せるだけの内容から、地域の魅力を発信するブログへと一歩前進。
地域のお祭りや、四季折々の景色に移り変わりを毎週のように撮ってきました。それに伴って一ヶ月あたりのアクセス数は当初の10倍以上に膨れ上がりました。
今では行政機関からの依頼や、ウェディングのお仕事、個人からの撮影依頼など、写真が収入にも繋がるようになりました。
ソニーのカメラが僕の人生に与えてくれた恩恵は、計り知れないものがあります。
昨年α77Ⅱを買い足し、α77と二台体制で撮影活動を続けています。
◼︎ソニーのカメラ事業に対する不満。
ここまで、僕がソニーのカメラを選んで良かったと感じていることをお伝えしました。
さあ、ここからが本題。ソニーのカメラに対する不満点を挙げていきたいと思います。
次々と新機種を出すEマウント。なかなか新機種の出ないAマウント
まず、声を大にして言いたいのは「はやくα99の後継機種を出して欲しい」ということです。α99は2012年に発売されたソニーの一眼の最上位機種。ソニーの一般向けカメラの頂点という位置付けのカメラです。
2012年から2016年に至るまでの4年間。キヤノンやニコンは次々と一眼レフ機を市場に投入し、ついに今年ペンタックスがフルサイズの機種を発売しました。
その間、ソニーはAマウントフルサイズ機を一台も出していません。
しかしながら、ミラーレス機のEマウントシリーズには、世界初となるフルサイズミラーレス機α7シリーズを投入。
これまで、α7、α7R、α7S、α7Ⅱ、α7RⅡ、α7SⅡと、なんと6機種もフルサイズミラーレスを投入しています。
Aマウントは、下位機種こそ毎年発売しているものの、肝心のフルサイズ機に一向に進展が見られません。
この4年間で発売したフルサイズ機は「α99のみ」です。
めまぐるしく技術革新が続く現代にあって、4年も前の機種を「αの最高峰」とするのには、疑問が残ります。
また、Eマウントシリーズのレンズに関して、ソニーはラインナップを拡充していくことを発表しました。
しかし、Aマウントについては公式なアナウンスがありません。
最上位機種のα99を更新せず、レンズも小粒な更新しかしないという状況が続いています。
こういった状況が続けば、Aマウントの今後に対してユーザーは不安に感じて当然ではないでしょうか。
このままAマウントを使い続けていいのだろうか?
AマウントユーザーはこのままAマウント用のレンズを買い足していってもいいのでしょうか。
一眼は、撮影の目的に応じてレンズを交換して使用します。
近くのものを撮るならマクロレンズ、遠くのものには望遠レンズ、画質を追求するなら単焦点レンズ・・・といった具合です。
ソニーならソニー、ニコンならニコン、キヤノンならキヤノンのカメラに対応したレンズが必要になる。
僕はソニーのAマウントユーザーなので、Aマウント専用のレンズを毎年のように買い足しています。
カメラを趣味とする人の間ではよく「レンズは資産」という言葉が聞かれます。
デジタル一眼全盛期の現代にとって、技術革新によって毎年進化していくカメラの本体は、乱暴な言い方をすれば「使い捨て」。
壊れたり、古くなったりして、使えなくなってしまったら最新機種に買い換えれば良い。
対してレンズは、カメラ本体を頻繁に買い換えようとも、レンズの買い替えは稀。
購入したレンズがそのまま資産として積み重なっていくわけです。
それに伴って、撮影の幅もどんどん広がっていく。
そして、カメラを最新機種に更新することによって、さらに撮影の幅が広がる。
要するに、一つのメーカーのマウントシステムをずーっと使い続けていくことになります。
ニコンのレンズを買い揃えてきた人がキヤノンのカメラ本体を購入したって、使い物にならないのです。
しかし、今のソニーのAマウントの現状を見ると、どうでしょうか。
Aマウントユーザーは当然Aマウント専用のレンズを買い揃えています。
ソニーがAマウントの方向性を明確にしないまま4年という月日が経ってしまっている今、AマウントユーザーはAマウント専用のレンズを買い揃えていっても良いのでしょうか。
そんなことはないと信じていますが、或る日突然ソニーが「Aマウント事業をやめます」なんて発表しちゃったら、Aマウント用レンズを買い揃えてきたユーザーはどうしたら良いのでしょう。
Aマウント用レンズをEマウント機に流用するためのアダプタも発売されていますが、多くの機能が制限されてしまっていて、Aマウント機と同等の使用感であるとは到底言えません。
ソニーのカメラに関する噂サイトには「ソニーはAマウントを続ける」という内容の記事が書かれたりすることもありますが、やはり公式なアナウンスがない限りは不安が付きまといます。
ソニーは一刻も早く、Aマウントの将来について方向性を明確にすべきです。
◼︎良いカメラを作っているのに、勿体無い。
これが、僕がいま声を大にして言いたいことです。ソニーは一眼レフ業界では新参者。
キヤノンやニコン、ペンタックスが作らなかった一眼を作ることに成功したと、僕は感じています。
特に、ソニーの液晶ファインダーの便利さに慣れてしまうと、もう光学ファインダーに戻ることはできません。(これには賛否両論あるとは思いますが。)
また、α77Ⅱのめちゃくちゃ高速なAFは感動モノですし、風景写真を撮影する際には液晶画面で写真の完成をイメージながらカメラの設定を追い込んでいくこともできます。
こういった点で、ソニーのカメラはキヤノンやニコンには引けをとらない魅力があると感じています。
それなのに、メーカーの方向性があやふやなことに、もどかしさを感じています。
キヤノンやニコンに対してシェアが圧倒的に少ないことも承知していますし、それに伴って儲けが少ないこともわかります。
そういう中で、Aマウントの今後の見込みが立たないことも理解できます。
僕自身の勝手な考えですが、カメラを製造するメーカーにとって大切なのは「ファンを育てること」ではないでしょうか。
自社のカメラを使うユーザーに対して、写真を撮ることの楽しさを伝え、コミュニティを広げ、新しい製品を提案する。
それがカメラメーカーに対する信頼につながるはずです。
それができているメーカーに対しては安心感が持てます。
ぶっちゃけ、技術革新が進んだ今、キヤノンでも、ニコンでも、ペンタックスでも、ソニーでも、カメラの性能なんてどこのメーカーも横一線です。
それぞれに個性はあれど、どのメーカーのカメラも、本当に素晴らしい。
しかし今のソニーのAマウントには「安心感」がもてない・・・と言うのが、本音です。
ソニーの一眼を使い続けて8年。僕はソニーのカメラを心から愛しています。
この心から愛しているAマウントシステムを、できることなら使い続けたい。
できることなら、キヤノンやニコンに乗り換えたくはない。
だから、ソニーには是非「Aマウントの未来」を見せて欲しい。
そしてこれからも、ソニーのカメラに対してワクワクしていたい。
Eマウントでは次々と新技術を見せてくれているソニー。
ぜひEマウントで培った技術を反映させた、最高のAマウント機を出していただきたい。
「Aマウントの未来を見せてください。」
今ソニーに言いたいことは、この一言に尽きます。
キヤノンやニコン、ペンタックスが作らなかった一眼を作ることに成功したと、僕は感じています。
特に、ソニーの液晶ファインダーの便利さに慣れてしまうと、もう光学ファインダーに戻ることはできません。(これには賛否両論あるとは思いますが。)
また、α77Ⅱのめちゃくちゃ高速なAFは感動モノですし、風景写真を撮影する際には液晶画面で写真の完成をイメージながらカメラの設定を追い込んでいくこともできます。
こういった点で、ソニーのカメラはキヤノンやニコンには引けをとらない魅力があると感じています。
それなのに、メーカーの方向性があやふやなことに、もどかしさを感じています。
◼︎ソニーには、Aマウントの未来を見せて欲しい。ファンを育てて欲しい。
そういう中で、Aマウントの今後の見込みが立たないことも理解できます。
僕自身の勝手な考えですが、カメラを製造するメーカーにとって大切なのは「ファンを育てること」ではないでしょうか。
自社のカメラを使うユーザーに対して、写真を撮ることの楽しさを伝え、コミュニティを広げ、新しい製品を提案する。
それがカメラメーカーに対する信頼につながるはずです。
それができているメーカーに対しては安心感が持てます。
ぶっちゃけ、技術革新が進んだ今、キヤノンでも、ニコンでも、ペンタックスでも、ソニーでも、カメラの性能なんてどこのメーカーも横一線です。
それぞれに個性はあれど、どのメーカーのカメラも、本当に素晴らしい。
しかし今のソニーのAマウントには「安心感」がもてない・・・と言うのが、本音です。
ソニーの一眼を使い続けて8年。僕はソニーのカメラを心から愛しています。
この心から愛しているAマウントシステムを、できることなら使い続けたい。
できることなら、キヤノンやニコンに乗り換えたくはない。
だから、ソニーには是非「Aマウントの未来」を見せて欲しい。
そしてこれからも、ソニーのカメラに対してワクワクしていたい。
Eマウントでは次々と新技術を見せてくれているソニー。
ぜひEマウントで培った技術を反映させた、最高のAマウント機を出していただきたい。
「Aマウントの未来を見せてください。」
今ソニーに言いたいことは、この一言に尽きます。