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2014年8月10日日曜日

圧巻!高さ23メートル!青森県“最高”のお祭り、五所川原立佞武多。


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五所川原立佞武多を見てきました!
お祭り大国青森。8月上旬は県内各地で度肝を抜く規模のお祭りが数々行われます。
いつもは青森県八戸市を中心に活動している当ブログですが、今回は3時間程車を走らせて津軽地方は五所川原市(ごしょがわら し)へ。
青森県“最高”のお祭り、五所川原立佞武多(たちねぷた)を見てきました。

高さ23メートル!まさに“最高”のお祭り!
五所川原立佞武多は、まさに青森県で“最高”のお祭りです。
この記事で言う“最高”とは、「最も高い」ということ。

ビル程の高さの山車が、五所川原の市街地を悠々と練り歩きます。
その高さ、23メートル。そして重さは19トンもあるそうです。


八戸三社大祭は凡そ10メートル。青森ねぶたまつりは最大5メートル。
平川市「世界一の扇ねぷた」は11メートル。
お隣秋田県の「秋田竿燈まつり」の竿燈は、高さ12メートル。
五所川原の立佞武多はこれらの凡そ2倍の高さということになります。
文字通り、最高!ですね。

祭り最終日は、山車3台と吉幾三さんの生歌!!もう最高!
毎年8月4日から8日まで行われるこのお祭り。
最終日には、午後7時の運行開始を前に6時45分ころからスタート地点で「三台揃い踏み」が行われます。
三台の山車を同時に見られるのは最終日だけとあって、最終日は毎年混雑するようです。
そしてさらに、歌手の吉幾三さんが山車の前に登場!!

吉さんは五所川原市のお隣、旧金木町(現五所川原市)の出身。
毎年祭りの最終日、三台の山車に囲まれて自らの曲「立佞武多」を披露!
吉さんの登場に大歓声が上がり、僕も大興奮の渦に引き込まれました!

aomoaomotugaさんの動画をお借りしました。

地響きの様な太鼓、軽快な笛、どでかい山車、そして人々の歓声!
津軽の祭りは日本版のカーニバルだぁ!
津軽の祭りは初参戦でしたっ!津軽の祭りはとにかく熱気と勢いがものすごい!
青森ねぶたを中心に、津軽の祭りの人気の高さには納得します。

見上げてもてっぺんが見えない程巨大な山車を、力一杯に引っ張る引き子たち。
「やってまれ!やってまれ!」という独特のかけ声をあげて盛り上げる囃子方。


巨大山車が目の前にやってくると、観客からは大きな拍手と声が上がります。


灯の灯った山車。迫力のある山車絵(※)も勢いが感じられて、今にも動き出しそう。
※山車絵という表現で良いでしょうか?ご存知の方教えてください。


この盛り上がりは八戸三社大祭とはまた違った魅力ですね!




津軽の祭りはダイナミック!津軽の勢いを感じたお祭りでした!
この巨大な山車は、大正の時代に一度途絶えたそうです。
その後、平成5年に設計図が見つかり、約80年ぶり復活。
それ以来五所川原の観光の目玉として全国的に注目されています。
五所川原立佞武多は、五所川原に住む人たちの情熱が注ぎ込まれたお祭りなんですね!


青森県には数多くの祭りがありますが、南部地方の八戸三社大祭と津軽の“ねぶた”や“ねぷた”は全く違った雰囲気を持っています。
穏やかで情熱を内に秘めた南部人勢いと気概に満ちた津軽人の違いが、
「祭り」のスタイルとなって現れているのだと思います。
この二つの“スタイル”が共存する青森って、なんて素晴らしいんでしょう!


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