初夏。種差海岸の花々が旬を迎えます。
三陸復興国立公園の玄関口、青森県八戸市の種差海岸(たねさしかいがん)。
ここは、海浜植物はもちろんの事、海岸線でありながら高山植物が生育するとても珍しい場所。
市街地から近い海岸線に、650種を越える植物が、四季折々に様々な姿を見せます。
葦毛崎(あしげざき)展望台から中須賀〜釜の口までの遊歩道を歩いて、お花さんたちの姿を撮影してきました。
この記事に載せている写真の撮影日は6月22日です。
これからどんどん花が咲きますよ〜♪
狭いエリアに生育する植物の数々。
さあ!では6月下旬に撮影した種差海岸の花々をご紹介しましょう!!
ここで紹介している花はごく一部。これから多種多様な花々が咲きます。
▼標準ズームと望遠レンズで撮影▼
以下のレンズを使って撮影しました。
SONY 16-50mm F2.8
SONY 70-300mm F4.5〜5.6 G
マクロレンズ持ってないので・・・
マニュアルフォーカスでなんとか頑張って撮影しました!
ご参考になさってください。
▼ハマナス▼
葦毛崎展望台付近で撮影。5月〜8月に見られます。
浜辺の比較的穏やかな場所に生育しているそうです。
種差海岸を代表する花のひとつで、中には白色のものも幾つか咲いています。
▼エゾノレンリソウ▼
中須賀の遊歩道沿いで撮影。5月~7月に見られます。
小指大の小さな花です。歩道沿いに咲く小さな小さな紫色の花。
踏んづけちゃいそうになったところを、「おっと!」と気づいて撮影しました。
▼マルバトウキ(だと思う)▼
種差海岸で異様な存在感を放つ植物。5月から8月に見られます。
にょきっとのびた太くて長い茎に、小さな花が密集して咲いています。
これもマルバトウキ?エゾノシシウド?オオハナウド?
調べてみましたが、良く似ているので見分けがつきません。
▼アサツキ(ネギボウズ)▼
岩場に咲く、勇気のある花です。
長ネギをミニチュアにしたような可愛らしい姿。
僕、このお花大好きです。近づくとネギのような匂いがします。
完全に開花するとこんなかんじになります。
八方にツンツンと開いた花びらが、ちょっとヤンキーっぽくも見えます。
アリさんカワイイ♪
▼ニッコウキスゲ▼
万葉集では「忘れ草」の名前で詠まれたお花。(手元の資料より)
6月から8月に見られる、種差海岸を代表する花のひとつです。
山地や海岸のやや湿った草地に群生し、朝咲いた花は夕方にはしぼむそうです。
標準ズームレンズの限界に挑戦!マクロレンズっぽく撮ってみました!
今が旬!これからも旬!10月まで、旬!
種差海岸の“潮騒の花園”の旬は、まだまだ続きます!
これから10月ごろにかけて、次々と花が咲く種差海岸。
8月〜9月には、種差海岸固有の花「ハチノヘトウヒレン」が花を咲かせます。
波音と鳥たちの声を聞きながら、潮騒の花園の散策を楽しみましょう!
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