雨の中行われた、蕪島まつりの様子をお伝えします。
4月21日(日)は蕪島祭り。今年は雨・・・行くのをためらいましたが、
今年は巳年ということで、12年に一度の蕪嶋神社の2体の弁財天様のご開張。
そして、現在浮木寺(ふぼくじ)に祀られている蕪嶋神社のもう一体の弁財天様が
140年ぶりに蕪嶋神社に里帰りを果たした記念すべきスペシャル開張!の年だったのです!!
御神輿やえんぶり、獅子舞が列を作り、蕪島へ!!
実はこの蕪島、頂上に鎮座する神社は蕪嶋神社
そして島全体の地名は蕪島と表記するんです。今知りました。あははは。
そういえば八戸市吹上の郵便局は何故か吹揚郵便局ですね。
さて、この日はあいにくの雨、弁財天様は水とご縁が深いそうで、弁財天様にとってはベストコンディション?の天候だったようです。
今年は140年の里帰りとあって、雨にも関わらず150人もの人で賑わいました。
明治時代の廃仏毀釈(きしゃく)運動で八戸市の蕪嶋神社を追われ、近くの浮木寺に収められていた弁財天像が、
同神社への帰還を願う関係者の働きかけが実り21日、約140年ぶりとなる〝里帰り〟を果たした。
神社に現存する弁財天像のご開帳も行われ、計3体が初めて一堂に会した歴史的な場面に、市民が静かに手を合わせていた。
神社の氏子総代、寺の総代長として里帰りに尽力した八戸商工会議所会頭の福島哲男さん(71)は「宿願を実現できた。この天気は、弁財天様のうれし涙だろう」と感慨深げに語った。
神社の氏子総代、寺の総代長として里帰りに尽力した八戸商工会議所会頭の福島哲男さん(71)は「宿願を実現できた。この天気は、弁財天様のうれし涙だろう」と感慨深げに語った。
※2013年4月22日のデーリー東北から引用
雨の中、獅子舞、御神輿、えんぶり組、そして弁財天が旧漁連前から蕪島の頂上へ向かいました。
今年の八戸えんぶりで見事一番札を獲得した八戸市是川の妻神えんぶり組(さいのかみ)も列に参加!
蕪島に到着!
一斉歯打ちを動画でどうぞ!
弁財天が、140年ぶりに蕪島の階段を上り、神社へ!お帰りなさい!
一斉歯打ちの歯切れよいリズムが鳴る中、さあ、いよいよ蕪嶋神社の境内へ!
妻神えんぶり組が一番札獲得のお礼
妻神えんぶり組が今年2月17日の八戸えんぶりで獲得した“一番札”のお礼に、蕪嶋神社をお参り。
これって毎年やってるのかな?
蕪島で大好きなえんぶりが見られるとは思っていなかったので、ちょっと得した気分でした♪
子供たちも、冬のような寒さの中懸命に舞を披露していました★
そして・・・神社の中へ。
普段にも増して厳かな神社の中。
12年ぶりのご開張を迎えた2体の弁財天と、今回浮木寺から140年ぶりに蕪嶋神社に戻った弁財天が祀られ、
式典のような儀式?が行われていました。
向かって左と中央(宮司の頭の向こう)の2体が12年ぶりのご開張を迎えた弁財天
向かって左側の大きな像が浮木寺から戻ってきた弁財天です。
そして、左側には浮木寺のご住職がいらっしゃいます。
弁財天を直接撮影することは禁じられていましたが、神社内全体や弁財天以外のものを撮影することは問題ないとのことでした。(4月12日の例大祭で確認)
公開に問題がある場合は、メールフォームからご一報くださいませ。
様々な演目が披露されました。そのうちのひとつ、獅子舞をご覧下さい。
約13分の長い動画となりますので、お時間のある時にどうぞ。
次回のご開張は12年後
浮木寺弁財天は蕪嶋神社に安置され、7月に青森県立美術館で行われる三陸復興国立公園の特別展に展示されます。
そして、蕪嶋神社の2体の弁財天像のご開張は12年後。その時にまた、浮木寺の弁財天も見られたらいいなぁ。と淡い期待をした、140年ぶりの貴重な貴重な一日でした。
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