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■撮影のお休みについて

撮影は金曜日と土曜日にお受けしておりますが、6月16日(金)と17日(土)は撮影をお休みいたします。

2016年8月26日金曜日

山車は重い!正直辛い!でも楽しい!八戸三社大祭の行列に参加してわかったこと。

八戸三社大祭の運行に参加してみてわかったことをお伝えします。
なんだかんだで6年間も続いている当ブログ。
青森県八戸市で味わうことができる感動を市民目線からお伝えする・・・と言いながら、ひとつ大切なことをしていなかったことに気付きました。
八戸三社大祭の行列に参加したことがない!
今まで三社大祭は写真を撮るばかりで、これまで行列に参加して山車を引っ張ったことがありませんでした。
ってことで、今年は一念発起(というほどでもない)して、8月2日の夜間合同運行に引き子として参加してみました。
正直めちゃくちゃ辛かった!でも、ものすんごく楽しかった!

山車は重い!正直辛い!でも楽しい!
参加させていただいたのはいつもお世話になっている鍛冶町附祭若者連さん。なんか、好きなんです、鍛冶町の山車組の雰囲気。
27組ある三社大祭の山車組の中で、鍛冶町の山車は大きい部類に入ります。(たぶん)


その重さ、なんとおよそ10トン!ひゃー!
青森市のねぶたはおよそ4トンらしいので、2倍以上じゃないの奥さん!
ちなみに青森の祭りの中で一番山車が大きい五所川原立佞武多(ごしょがわら たちねぷた)は19トンだそうで。なんだかもう、青森の祭りってすごいっすね。


動力は全て人力!

10トンもある八戸三社大祭の山車。
これを、エンジンの力を借りずに人力だけで引っ張ります。
山車にはエンジンが付いていますが、これは安全のためについているもので、運行中は動力としては使われません。
動力は全て人力!これをググググ〜っと力を込めて、2時間も引っ張るのです。

鍛冶町の名物おじさんが若いメンバーに「火消しは火でも食う」と言っている一コマ
さあ、では出発しましょう!

まずは腹ごしらえです!
鍛冶町では、町内のお母さんがたが屯所で愛情込めて作ったおにぎりが配られます。
これがしょっぱくて、うまい!
夜間合同運行はおよそ2時間ほど。
10トンの山車を2時間も引っ張るんですから、ものすんごく汗をかきます。なので、このしょっぱいおにぎりが有難い!
市役所前に敷いたブルーシートの上で、お祭りの熱気に包まれながら食べたおにぎりは格別でございましたよっ!


ちなみにお神輿のお供として山車を運行する8月3日の「お還り」では、「鍛冶町カレー」が出るのだそうです。
おにぎりと、カレー。
お祭りに参加する子供達のエネルギーは、お母さんたちの愛情でできているんですねぇ〜!

8月3日のお祭りの後にたまたま屯所の前を通ったら呼び止められ・・・カレーをいただくことができました!(確信犯)
その後お酒もいただきました!(確信犯)

さあ!間も無く狼煙がなります!山車の前に集まってー!
今年の鍛冶町の山車の題名は「狐の嫁入り」。
なので、神事ではない中日の合同運行はちょっとおふざけで山車組のメンバー全員がキツネに化けて出陣。
キツネの行列のお通りだーい!


ざっくり物語をいうと、日照りがづづいていた村で龍神様に雨乞いをしようと生贄を差し出さなければならなくなり、人間の娘を生贄にするのはかわいそうだからとキツネの娘「おこん」を人間の村に嫁がせ、まんまと騙して龍神様に差し出す・・・というもの。
いやー人間って腹黒いこと考えますなぁ。


いざ出発!でも、写真を撮る暇などなかった!!
いよいよ狼煙がなり、鍛冶町の山車が出発する番が回ってきました。
山車から長く伸びたロープを握って引っ張ります・・・これが、めちゃくちゃ重い!
三社大祭の引き子はおとなしいイメージ。
掛け声をかけながらとろとろとロープを持って歩くだけ・・・なんてことを考えていましたが。舐めてました。。。

曲がり角をや段差のあるところでは、若いメンバーが声をあげて「ひっぱれー!ひっぱれー!」と叫びます。
それでも山車はびくともしません。
言ってみれば、巨大な大仏様を相手に綱引きをしているようなもの。
力を込めて綱を引っ張るので、手が痛くなります。
声をあげなければ力が出ないので、自然と叫び声にも似た声が出ます。

やっとの事で曲がり角や段差を乗り越え、、、ゴールに向かってまだまだ引っ張り続けなければなりません。
(と・・・ここまで写真がないのは、写真を撮ってる暇なんぞないくらい大変だったからでゴザイマス。)


振り返ると、幻想的な山車が姿を現した。

いやぁ、もう気が遠くなりそう・・・ふらふらする・・・こんなに辛いと思ってなかった・・・。

と、思いながら山車を引っ張りつつ、ふと振り返ると・・・・。
なんとも幻想的な光景が広がっていました。
お嫁さんの姿になったおコンが、このあと自分に降りかかる危険に気付きながらも人間に嫁ぐ場面・・・。
夕方の美しい空も手伝って、まさに「狐の嫁入り」にふさわしい光景が広がっていたのであります。


僕が参加したのは夜間合同運行のただ一回だけ。
でも、八戸三社大祭の山車の運行は3日間も行われます。前夜祭と後夜祭を加えると5日間!
3ヶ月かけて作った10トンもの山車。完成させるだけでぐったり・・・だと思いますが、やっぱりこういう感動的な場面がお祭りの随所にあるから、お祭りはやめられないんだろうなぁ、と思ったりもしました。

そして、秋祭りだった名残を感じさせる哀愁のある笛の音色。


「いやぁ、三社大祭って、なんていいお祭りなんだろう」なんてウルウルしていると・・・
また「ひっぱれー!」という声が。またですか・・・もう勘弁・・・。
でも、この皆んなで力を合わせて重い山車を引っ張り、そして見事曲がり角を曲がり切った時の感動ったら、ほんとうに癖になりそうなものでした。
お祭りの一体感は、こういう時に生まれるのですね。


お祭りは、参加してこそ楽しい。

今年僕は、笛の練習にも参加しました。

「笛できたらかっこよくね?」なんて軽い気持ちで参加したのですが、本当に良い経験だったと思います。
いつも耳にしている聞きなれたお囃子を、自分自身で演奏できるという喜びは、本当に大きなものでした。
家での個人練習が大変でしたが、だんだんと演奏できるようになってくると楽しさが増していきました。
そして夜間合同運行の当日、ちょっとだけですが演奏させてもらうと、、、なんとも言えない感動に包まれたのです。
ぞわぞわしました。

3ヶ月に渡る山車作りの最後の1ヶ月、ほんの数回だけ山車作りの現場を見学させていただいき、少しずつ完成に近づく山車の姿にワクワクしていました。


そして回を追うごとに上手になっていくこども達のお囃子にも、本当に感心させられたというか、こどもたちを見習わなきゃな、と思ったりもしました。



たった5日間のお祭りのために、大人もこども一緒になって力を合わせる・・・
そしていよいよ迎える、お祭り当日。
10トンもの重い山車を、みんなで力を合わせて引っ張る。

なんていうか、もう、この一体感こそ、八戸三社大祭で味わうことができる「感動」なのかな、と思いました。
だからきっと、三社大祭の感動は、3ヶ月間に渡って山車を作った人達が一番深く味わうんじゃないかなと。

僕はこれまで沿道からカメラを向けているだけでした。
写真を撮るためにお祭りに足を運んでいました。
今回、いつもよりも深く鍛冶町の山車作りやお囃子練習を見学させていただき、運行にも参加させていただいてわかったのは、「お祭りは、見ているだけじゃなくて、参加したほうが100倍楽しい」ということです。
作り上げる感動は、当事者でしか味わえないもの。
その感動こそ、「お祭りの感動」なんだな、なんて思いました。
山車をひっぱれば、笛が吹ければ、もしくは「よーい よーい よいさーよいさー」さえ言えれば、それだけでお祭りの一部になれるんですもの。
その感動を知ってからお祭りを見ると、なんだかそれだけでググッと込み上げるものがあります。


津軽のお祭りのようなお囃子のノリの良さやとっつきやすさはありませんが、八戸三社大祭の山車組に参加することで味わう感動には「重み」があるように感じました。
10トンの重みより、ずっとずっと重い、感動です。

この感動をもっと多くの人に味わってもらえたら、なんて素敵なんだろう。
もっと多くのこどもたちがお囃子を覚えたら、なんて素敵なんだろう。

そんなことを感じた、2016年の八戸三社大祭でした。



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