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2015年7月19日日曜日

【How to】エレクトリカルパレードの撮影方法やカメラ設定を考えて実践してみた。結構いけた。


東京ディズニーリゾートには3つの素晴らしいナイトタイムショーがあります。
東京ディズニーリゾートのファンの中には、一眼レフでこれらのショーを「綺麗に撮影したい!」と思っている人が多いはずです。
しかし、夜のショーの撮影は設定が難しく「手ぶれしてしまう。」「暗く写ってしまう」「明るすぎて真っ白に写る」など、課題が山積。
僕も例外なくその中の一人で、これまでずっとこれらのショーを綺麗に収めようと色々とチャレンジしてきました。


今回はこのうちの一つ、東京ディズニーランドの夜のパレード「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ(以下、Eパレ)」の写真撮影の方法を考え実践してみました。※Eパレ:イブニングパレードの略

Eパレは2015年7月9日にリニューアルしたばかりで、いくつかのフロートが新しい物にリニューアルしたほか、人気映画「塔の上のラプンツェル」のフロートも登場しました。

この記事では、「フロート全体を綺麗に収める」ことを最優先に考えた撮影方法を記しています。
また、パレードを撮っているとキャラクターの表情を撮りたくてウズウズしてくるもの。なので、キャラクターもアップで撮るということも考慮しました。


一人だけで隠していてはもったいないので、ここに記しておきたいと思います。
エレクトリカルパレードの撮り方を知りたいという方の参考になれば嬉しいです。

この記事の内容は、カリフォルニアのディズニーランドや香港ディズニーランドで公演中の「ペイント・ザ・ナイト・パレード」や、ユニバーサルスタジオジャパンで公演中の「マジカル・スターライト・パレード」の撮影にも活用出来るかもしれません。


まずは・・・撮影機材について

今回の使用機材は携帯性も重視して、ソニーのミラーレスカメラNEX-6。レンズは比較的新しい18-105 F4.0通しのレンズを使いました。

NEX-6は型落ちしたモデルなのでオートフォーカスが遅いですが、十分に満足のいく撮影結果となりました。
ソニーのミラーレスカメラでいうと、最新のα6000やα5100などの機種は一眼レフと同等のオートフォーカス性能なので安心して撮れると思います。
もちろん、ソニーを含め、キヤノン、ニコン、ペンタックスなどといったカメラメーカーの一眼レフカメラのほうが、オートフォーカスの性能ははるかに上だと思います。

【1】Eパレ撮影の敵は手ぶれと被写体ぶれ

Eパレ撮影時の問題点は「明るさ」と「手ぶれ/被写体ぶれ」にあると思います。
夜間の撮影なので、周りはとても暗く、シャッタースピードを下げなくては十分な明るさは得られません
しかしながら、シャッタースピードを下げることで起こる弊害が「手ぶれ」や「被写体ぶれ」です。
Eパレを含め、東京ディズニーランドのパレードは、ミッキーたちが元気に踊ったり手を振ったりしていますし、パレードのフロート(山車)もゆっくりと動いています。
日中のパレード「Happiness is here」の場合は、僕はいつも1/1000秒というとても早いシャッタースピードで撮っていますが、夜のパレードではシャッタースピードを遅くする必要があり、初心者にとっては撮影はとても難しいです。



シャッタースピードは「ブレ」に直結します。
シャッタースピードが遅くなればなるほど、フロートやミッキーたちは被写体ぶれを起こしますし、撮影する私たちもプルプルと手が揺れていますから「手ぶれ」が起こりやすくなってしまいます。この2種類のぶれが、写真を撮影するときの大きな障害です。
しかし、Eパレの場合は、シャッタースピードを上げれば上げるほど、フロートの電球の光が暗く写ってしまうことになり、綺麗な写真を残すことはできません。

ここが、Eパレの撮影の難しいところです。

【2】心掛けたいこと

では、どのようにして撮影すればよいのでしょうか。考えて行きましょう。
今回、Eパレを綺麗に残す際に僕が心がけたことは主に以下のとおりです。
その1 ノイズは出ても良いから、手ぶれすることなくしっかり止めて撮りたい。
その2 良いロケーションで周りの雰囲気も捉えたい。




暗いところでの鉄則は「多少ノイズが乗っても良いから、感度を上げてシャッタースピードを速くして、絶対に手ぶれや被写体ブレを起こさないようにする」ということです。
その理由は、手ぶれや被写体ぶれはパソコンを使っても修正できないのに対し、高感度によるノイズはカメラの設定やパソコンの現像ソフトを使えば、ある程度修正することが可能だからです。
前述で、「明るく撮影するにはシャッタースピードを下げる必要があるが、手ぶれや被写体ぶれが起こりやすくなる」と説明しました。
これを解消するのが、ISO感度です。ISO感度をあげれば上げるほど写真は明るく映るようになり、シャッタースピードを上げても暗く映ることはありません。
しかし、感度を上げるほどにノイズが増えてしまうという弊害が起こります。
ここはノイズを我慢して、ISO感度を上げ、シャッタースピードを上げた方が良いと考えましょう。


次に大切にしたいことは、ピントです。
ピントが合っていない写真はパソコンで修正することができません。
ピントが合っていないボヤけた写真を量産しないよう、シャッターを切るときにはフォーカスが合っているか確認しながら撮影します。もし、フォーカスが合っていなければもう一度シャッターボタンを半押しにしてフォーカスを合わせ直すように心がけます。


そして、もう一つ大切にしたいのがロケーションです。
パレードはどこから見ても楽しいものですが、せっかく写真に収めるなら周りの雰囲気も考えたいもの。僕の場合は、シンデレラ城が背景に収まる場所を選ぶようにしています。そうすることで、フロートの向こうにシンデレラ城が見える・・・という、いかにもディズニーランドらしい素敵な雰囲気の写真が撮れると思うからです。

【3】で、肝心のカメラ設定

前置きが長くなりました。では、以上のことを頭に入れてカメラの設定を考えてみましょう。
上級者はマニュアル設定で撮影するようですが、初心者にはとても難しいので、今回はなるべく手っ取り早く撮影できる方法を考えました。
ここでは「シャッター優先モード」を使用します。



Eパレの撮影で大切なのは、「レンズ選び」と「シャッタースピード」です。
意識したいことは前述のとおり「多少ノイズが乗っても良いから、絶対に手ぶれや被写体ブレを起こさないようにする」です。


では解説します。


レンズ選び

この記事の写真はソニーのミラーレス用の18-105mmのF4.0というレンズを使っています。
望遠レンズで撮るのは至難の技ですから、使いやすい「標準ズームレンズ」や、上記のような広角から中望遠まで使える便利なズームレンズを使用すると良いでしょう。
単焦点レンズの方が暗いところの撮影に向いていますが、単焦点レンズは扱いが難しいので、慣れていない人は撮影していて楽しくありません。好きなところにズームできるズームレンズの方が撮影していて楽しいです。(撮っていて楽しい!ということも、パレードの撮影には重要だと思います。)
ただ、18-200、18-250、18-270、、、などといった高倍率ズームはF値が暗く、Eパレの撮影には向きません。
やはり、F2.8やF4.0などといった「通しレンズ」と呼ばれるレンズを推薦します。
(F値についての解説はここでは割愛します。ググってみてね♪)



選び方のポイントは以下の通り
▶︎フロート全体を撮りたい場合
 標準ズームレンズ(F2.8通しを推薦)
▶︎フロート全体もキャラクターの表情も撮りたい場合
 18-105などの中望遠までズームできるレンズ(F4.0通しを推薦)
▶︎とにかくキャラクターの表情をたくさん撮りたい場合
 70-200や70-300などの望遠レンズ
※ただし、望遠レンズを使用する際はパレードルートから少し離れた場所から撮影するのが良いと思います。


手振れ補正機能

手振れ補正機能はとても重要です。手振れ補正機能を使用することで、手振れを大幅に軽減できるからです。

お手持ちのカメラに手振れ補正機能は搭載されていますか?
キヤノンやニコンの一眼の場合は本体には搭載されていませんので、手振れ補正機能が搭載されたレンズを使用することをお勧めします。
ソニーの一眼は本体に手振れ補正機能があるので安心です。また、ソニーのミラーレスカメラは本体に手振れ補正機能はありませんが、ほとんどのレンズに手振れ補正機能が付いているので安心です。

で、カメラの設定。

ここが一番肝心です。結論からお伝えしましょう。以下のとおりにすれば比較的簡単に撮れます。

撮影モード「シャッター優先モード」
シャッタースピード 1/40〜1/100
ISO感度 Auto(100〜3200)
ホワイトバランス Auto
露出補正 0
ストロボ 発光しない
階調補正(※) 最大
※階調補正の呼び名はメーカーによって異なります。ソニーの場合は「Dレンジオプティマイザー」です。

【4】カメラの設定を詳しく解説

では、詳しく解説します。
シャッタースピード、ISO感度、露出補正が一番大事なので、この三つを重点的に解説しますね。



まずはシャッタースピード。

これが一番大切です。カメラマンの手が揺れることによって起こる「手ぶれ」や、ミッキーたちやフロートの動きの早さによる「被写体ぶれ」は絶対に避けなければなりません。ブレてしまうと、パソコンを使っても絶対に修正できないからです。
大切なのはシャッタースピードをどう選ぶかです。
例えば・・・
ズームしてミッキーたちの表情を撮るには、1/100などの早いシャッタースピードにします。
ズームせずフロートの全景を撮りたい場合は1/30や1/40前後など、ギリギリ手ぶれしないシャッタースピードにすることで、電球の光をしっかりと捉えることができます。


次にISO感度。

ここで心がけたいのは、繰り返しますが「多少のノイズは我慢する」です。今回はISO感度の設定をカメラ任せのAutoに設定しましょう。
まずは、ご自身のカメラの説明書を開いて、ISO感度のAutoの数値を確認しておきましょう。「100-3200」が理想です。
今回使用したNEX-6の場合はISOの設定がAutoの場合、100-3200の間でカメラが自動的に設定するようになっていました。カメラの機種によっては上限を3200以上にできるものもあると思います。
まずは説明書を確認して、ISO感度をAutoにした場合の感度の幅を確認してください。
ただし、古いカメラの場合はISO3200ではノイズが多くて使い物にならない場合もありますので、撮影が難しくなってくる可能性があります。最近の機種であればおそらく大丈夫だと思います。


ISO感度は、1600、3200、6400、12800・・・と感度を上げるほど暗いところでも明るく撮影できますが、それに比例してノイズが増えてしまいます。
しかし、ノイズを抑えようとして感度を下げるとシャッタースピードが遅くなって「手ぶれ/被写体ぶれ」が起こったり、十分に光が集められずに電球が暗く写ってしまったりします。
しかも、Eパレのフロートは電球を使ったものもあれば、最新のLEDを使ったものもあり、光の強さは様々。LEDはとても明るいです。さらに、演出によって電球がついたり消えたりして、それに合わせて手動でISO感度を変えるのはプロでも難しいと思います。
前述の通り、ノイズは後で修正が効きます。
ということで、ISO感度はカメラ任せのAutoにしておくのが一番安心です。


そして、露出補正。

余計にいじるのは禁物。露出補正は±0にしておきましょう。

ホワイトバランスもAutoで充分。

いろいろ考えるのが面倒・・・なので、ホワイトバランスはAutoにしておきます。
色合いは、失敗しても後でパソコンである程度修正できますからね・・・!

階調補正を使ってちょっと上級気分★

階調補正は逆光で人物が暗く写ってしまいそうな時に使用する機能ですが、試しにオンにしてみましょう。
この機能は暗いところを明るく補正してくれるので、例えば背景にシンデレラ城がある場合などは、シンデレラ城を浮き上がらせてくれます。フロートの向こうのお城が明るく写り、「おっ!なんかきれい!」と思わせる一枚になるようカメラが自動で補正してくれます。
ただし、階調補正をオンにするとノイズが多くなる傾向があるようです。ノイズが多すぎる場合は設定を弱めてみるなどしてみてください。必要ないと感じたら、オフにしましょう。
階調補正の名称はメーカーによって異なります。ソニーの場合は「Dレンジオプティマイザー」です。

最後に、ストロボの使用は厳禁!

Eパレは電球を使ったパレードです。このパレードの主役は「電球」と心得ましょう。
ストロボ(フラッシュ)の光は、この電球の光の強さよりはるかに強いので、ストロボを使用して撮影すると、電球の光がストロボの光の強さに負けてしまい、のっぺりとした「残念な写真」になってしまう可能性が極めて高いです。ストロボは使わないほうが良いでしょう。

【4】いざ!撮影!

そしていざ撮影を迎えます。
撮影時は、シャッタースピードのみに集中して、他の設定はむやみにいじらないようにしてください。
本番になるとどうしても焦ってしまって、手元が狂いがちです。ここはカメラを信じて、シャッタスピードのみに集中します。


さあ、パレードが始まります。
パレードが始まる前にシャッターボタンの場所とシャッタースピードを変更するダイアルの場所を確認しましょう。


シャッタースピードの目安

フロート全体を撮る場合は、シャッタースピード1/40秒前後

キャラクターを大きく撮る場合は シャッタースピード1/100秒前後


撮影するときに意識すること
「絶対に手ぶれしないぞ!」を意識してしっかりとカメラを固定することです。
カメラの使用に慣れていないと、シャッターを押した瞬間にカメラが揺れてしまい、手ぶれが発生しやすくなります。


さあ!パレードの開始を伝えるファンファーレがなりました!本番です!
最初に登場するブルーフェアリーのフロート全体を撮ってみましょう。
フロート全体を撮る場合は、シャッタースピード1/40秒前後 です!


次々とフロートがやってきます。フロート全体を撮ることに慣れてきたら、今度はキャラクターをアップにして撮ってみましょう。
キャラクターを大きく撮る場合は シャッタースピード1/100秒前後 にします。


このように、全景は1/40、キャラクターは1/100と被写体に合わせてシャッタースピードを調整しながら撮影してみてくださいね。
キャラクターによっては1/100でもぶれてしまうかもしれません。その場合は1/160等に上げてみてください。

いかがでしたか?綺麗に撮れたでしょうか。
長い解説になってしまいましたが、僕なりのエレクトリカルパレードの撮影方法を考えてみました。
参考になると嬉しいです。


最後に一言。

東京ディズニーランドや東京ディズニーシーは様々な感動に満ち溢れています。
その最たるものが、ミッキーをはじめとするキャラクターたちと一緒になって楽しむ、ショーやパレード。
彼らと過ごすとても楽しいひと時は、きっと最高の思い出を残してくれると思います。
僕はパークには必ずカメラを持って行きますが、あえて撮影しないときもあります。
カメラ越しにパレードを見るよりも、自分の目で見たほうが感動するし、記憶にも色濃く残るからです。


パレードやショーを撮影することに夢中になりすぎると、カメラのファインダーや液晶画面越しにパレードやショーを鑑賞することになり、感動は半減します。
エレクトリカルパレードを楽しむ際は、ぜひ、まずはご自身の目でパレードをご覧になってみてください。
ブルーフェアリーの魔法によって光り輝くディズニー映画の世界は、カメラ越しに見るよりもとても大きな感動を与えてくれます。
「夢と魔法の王国」での1日の最後を締めくくる光り輝くパレードは、きっとあなたの心に色あせることない永遠の輝きを与えてくれるでしょう。
素敵な思い出と、きれいな写真を残してくださいね。


長い記事を最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!
もしわからないことがあれば、コメント欄か問い合わせフォームからお問い合わせくださいね♪


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最後までお読みいただきありがとうございました♪
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